わん太夫の迷路

気ままに人生を送りたいな~、との希望的観測と共に

「帰ってきた江戸絵画 ニューオーリンズ ギッター・コレクション展」

2010年12月16日 14時26分48秒 | 美術館

千葉市美術館でアンケートに答えら,

「チーバくん」のハンカチをもらいました。

      

 


企画展は「帰ってきた江戸絵画 ニューオーリンズ ギッター・コレクション展」

http://www.ccma-net.jp/exhibition_end/2010/1214/1214.html

江戸中期から明治にかけての日本画のコレクション展です。

      

コレクションのオーナーのカート・ギッター博士は,

1963年~65年に福岡の米軍基地に医師として勤務した時,日本美術に魅かれて

蒐集を始めました。

特にこれはと言うものではないですが,好いものを蒐集したと言うのが印象です。

しかも比較的短期間のうちにこれだけ蒐集すると言うことは,

相当なる審美眼を持っているということですね。

これだけ日本の美術に詳しいから日本語が出来るのかと思いきや,

日本語を勉強するつもりはないとのこと。

日本語が分ってしまうと,あれやこれやと理屈で考えてしまい,

本来の『美』と言うものから目がずれてしまうからだそうです。

 


本展の構成は6部からなっています。

「若冲と奇想の画家たち」

「琳派の多彩」

「白隠と禅の書画」

「自然との親しみ」

「理想の山水」

「楽しげな人生」


今回は百点を越える出品ですが,

彼の自宅ではこれらが惜しげもなく,インテリアとして展示されています。

こんなお宅を訪問してみたいですね (^u^)