千葉市美術館でアンケートに答えら,
「チーバくん」のハンカチをもらいました。
企画展は「帰ってきた江戸絵画 ニューオーリンズ ギッター・コレクション展」
http://www.ccma-net.jp/exhibition_end/2010/1214/1214.html
江戸中期から明治にかけての日本画のコレクション展です。
コレクションのオーナーのカート・ギッター博士は,
1963年~65年に福岡の米軍基地に医師として勤務した時,日本美術に魅かれて
蒐集を始めました。
特にこれはと言うものではないですが,好いものを蒐集したと言うのが印象です。
しかも比較的短期間のうちにこれだけ蒐集すると言うことは,
相当なる審美眼を持っているということですね。
これだけ日本の美術に詳しいから日本語が出来るのかと思いきや,
日本語を勉強するつもりはないとのこと。
日本語が分ってしまうと,あれやこれやと理屈で考えてしまい,
本来の『美』と言うものから目がずれてしまうからだそうです。
本展の構成は6部からなっています。
「若冲と奇想の画家たち」
「琳派の多彩」
「白隠と禅の書画」
「自然との親しみ」
「理想の山水」
「楽しげな人生」
今回は百点を越える出品ですが,
彼の自宅ではこれらが惜しげもなく,インテリアとして展示されています。
こんなお宅を訪問してみたいですね (^u^)