わん太夫の迷路

気ままに人生を送りたいな~、との希望的観測と共に

イタリアンな週でした

2016年01月22日 16時26分25秒 | 美術散歩

 

食事のことではありません、あくまでも芸術です。

16日(土)はイタリア文化会館での講演会聴講

「ボティチェリ展」開催記念シンポジウム(小佐野先生以外はイタリア語でのお話)

ボティチェリの生い立ち、人となり、作品との係わりなどに関し4人の講師による解説。

「ボティチェリとメディチ家」:クリスティーナ・アチディーニ

「日本におけるフィレンツェ派の受容小史~とくにボティチェリに言及して~」:小佐野重利

「ボティチェリの家庭内での暮らしについて」:アレッサンドロ・チェッキ

「言葉とイメージ:ダンテ及びペトラルカの挿絵画家としてのボティチェリ」:ジョナサン・K・ネルソン

後半は4氏によるパネルディスカッションでしたが、時間の都合で失礼させていただきました。

東京都美術館で開催中 http://www.tobikan.jp/

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19日(火)はサントリーホールで「イタリア音楽の夕べ」を夫婦で聴く。

こちらは三井不動産グループ主催。

イタリアの作曲家によるオペラのアリアなどを吉田恭子のヴァイオリン、サン・イェングアンのソプラノなど盛りだくさんの集い。

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22日(金)は中央区主催の講演会

「レオナルド・ダ・ヴィンチ~天才の挑戦」 

こちらは美術展の招待券がいただけます。

江戸東京博物館で開催中 https://www.edo-tokyo-museum.or.jp/s-exhibition/special/3807/%e3%83%ac%e3%82%aa%e3%83%8a%e3%83%ab%e3%83%89%e3%83%bb%e3%83%80%e3%83%bb%e3%83%b4%e3%82%a3%e3%83%b3%e3%83%81%e3%83%bc%e5%a4%a9%e6%89%8d%e3%81%ae%e6%8c%91%e6%88%a6/

いずれの場合も抽選に当たりましたので、参加費は無料でした (^O^)

 


黄金伝説展 古代地中海世界の秘宝(上野国立西洋美術館)

2016年01月19日 15時17分34秒 | 旅行

   


イアソン:ギュスターヴ・モロー


  音声ガイドの目録 人生は戦いなり(黄金の騎士):クリムト 
 
ダナエ:ティツィアーノ
 
アガメムノーンの黄金のマスク 


デュオニッソスとミダス王:ニコラ・プッサン

古代における黄金文化と言えばスキタイ民族のそれを思い浮かべてしまうが、今回は古代ギリシャア神話の世界でした。
https://ja.wikipedia.org/…/%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%82%BF%E3%8…

黄金に関する伝説は「王様の耳はロバの耳」で有名なミダス王。
https://ja.wikipedia.org/…/%E3%83%9F%E3%83%80%E3%83%BC%E3%8…

好色な大神ゼウスが見染めたダナエのもとを訪れるとき、
彼女が厳重な塔に閉じ込められていたので「黄金の雨」に変身して思いを遂げた。
https://ja.wikipedia.org/…/%E3%83%80%E3%83%8A%E3%82%A8%E3%8…

さらには、古代への情熱を実践したドイツのH.シュリーマンにより発掘された古代ミュケナイ文化の「アガメムノンの黄金のマスク」
https://ja.wikipedia.org/…/%E3%82%A2%E3%82%AC%E3%83%A1%E3%8…

黄金にまつわる伝説は沢山ありますが、本展では英雄イアソンによる黄金の羊の毛皮を取りに行く話。イアソンは古代ギリシャの英雄たちとアルゴー号と言う船で黒海の沿岸のトラキア地方に遠征する。そしてその国の王女メディアの手助けを得てギリシャに黄金の羊の毛皮を持ち帰る。
https://ja.wikipedia.org/…/%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%8…

そんなギリシャ神話の伝説と黄金とのかかわりの本展。眩いばかりの夢のような展覧会でした。

西洋美術館お後にし冷えた体は上野韻松亭のお食事で回復させました ♪ d(⌒o⌒)b♪

http://www.tokyo-np.co.jp/gold/index.html