わん太夫の迷路

気ままに人生を送りたいな~、との希望的観測と共に

千葉の美術館駆け巡り

2012年11月12日 15時45分52秒 | 美術館

 

休日なのに早起きして千葉の土気にあるホキ美術館へ。

8時に家を出てから約2時間半かかって到着。

「現代の写実」をテーマに館蔵品の展示。

写真かと間違うほど細密に描かれているが

やはりどこか写真とは違う。

どこか不自然な空間が介在してしまっているよう。

でもある種、写真よりもリアル過ぎる。

そんな違和感が好いのかもしれない。

 

そこから取って返し、千葉市美術館へ。

でも休日の昼は鉄道の接続が悪い。

已む無しか (;一_一)

こちらでは須田悦弘展。

造花のような素材でリアルな存在のある空間を作り出している。

なんとなく不思議な空間で、展示ブースには靴を脱いで入るのだが、

妙な錯覚を起こしてしまう。

 

やはり千葉は遠いなあ~、我が家からは (-_-)zzz

 

ホキ美術館
http://www.hoki-museum.jp/

千葉市美術館
http://www.ccma-net.jp/
http://www.ccma-net.jp/exhibition_end/2012/1030/1030_pres...


久し振りに能を鑑賞して来ました

2012年11月07日 15時20分16秒 | 古典芸能

演目は「融」です。

能は幽玄なものとか寿ぐものが多いと思っておりましたが,

これは,雅な演目です。

シテ:宇高道成

ワキ:福王和幸


旅の僧がワキ(相手役)として登場し,

前シテ(演目の前半に登場する主役)の塩汲み翁に問いかける。

ここはその昔,源融(みなもとのとおる)という左大臣の広大な屋敷跡。

そこに陸奥の塩釜模した池があったとのこと。


後半になると,その翁が実は源融(後シテ)であるとして登場し,

月光の下,艶やかな舞いを演じる。

その舞いはとてもエネルギッシュなのに優雅。

観ていて舞台に引き込まれそうでした。

ただ台詞はよく聞き取れませんでした。

もう少し耳が慣れないと無理かな (^u^)

 

今回は国立能楽堂でしたが,正式の舞台での能を観るのは初めてでした。

また行きたいですね。