わん太夫の迷路

気ままに人生を送りたいな~、との希望的観測と共に

国宝 伴大納言絵巻展:出光美術館

2006年10月06日 11時42分13秒 | 美術散歩

いよいよ明日10月7日(土)から始まります。とりあえずご紹介します。
確か5~6年前からだったと思いますが、上巻・中巻・下巻を年に各一巻づつ展示がありました。5月のゴールデンウィークのお楽しみでした。
特に黒田泰三学芸員の解説は特に印象に残りました。
今日のNHKのニュースで紹介されていましたが、久しぶりで拝見する黒田さんは髪の色も少し薄くなられたようです。
以下は出光美術館のホームページの記事の抜粋です。


国宝 伴大納言絵巻展 ―新たな発見、深まる謎―
2006年10月7日(土)~11月5日(日)
奈良時代以降現在に至るまで、日本の絵画は実に多種多彩に制作され、発展してきました。なかでも王朝時代と称される平安時代は、貴族たちの麗しい美意識を反映してひじょうに精緻な技法によって美しい仏画などが描かれました。とくに小画面の絵巻物は、その美意識と精緻さとがいっそう凝縮した絵画として表されるようになります。また横に展開する画面の形式をうまく使い、絵画表現のおもしろさをじゅうぶんに堪能することの出来る優れた作品が多く制作された時代でもありました。残念なことにそのほとんどは現存しませんが、幸いにしていくつかの作品が遺り、それを鑑賞することによって王朝時代を偲ぶことが出来ます。源氏物語絵巻・信貴山縁起絵巻・鳥獣人物戯画巻とともに四大絵巻と呼ばれる伴大納言絵巻はその代表的な作品です。
伴大納言絵巻は、貞観8年(866)に実際に起きた応天門炎上事件(世に言う応天門の変)にもとづき成立した説話を忠実に絵画化した絵巻で、限りなくノンフィクションに近いという点で四大絵巻の中でも際立って異色のおもしろさがあります。史実ではこの事件は動機不明のまま時の大納言であった伴善男(伴大納言)の犯罪ということで決着をみますが、絵巻では伴大納言の政治的野望と挫折という脚色が加わります。

今回の展覧会に先だって、3年にわたり東京文化財研究所と出光美術館は合同で伴大納言絵巻最新の光学的調査をおこないました。本展覧会では、従来の鑑賞法に加えて調査の成果にもとづき、想像を超えた画家の表現力など新たに見出されたことがらや、応天門の変と絵巻の関係などをめぐってさらに深まった謎について考察します。
また、絵巻では10cmくらいの大きさに描かれた人物を約160cmというほぼ等身大に超拡大した高精細デジタル撮影による写真パネルで多数展示し、その中を通り抜けていただくことによって、まるで絵巻の中に入り込み、描かれた人物のひとりになるような体験をしていただこうと考えています。
従来にはなかった伴大納言絵巻の新たな分析によって、絵巻独特の楽しさとともに日本絵画の水準の高さとおもしろさを堪能していただければ幸いです。

伴大納言絵巻(下巻部分) 平安時代 国宝

 開館時間 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
毎週金曜日は午後7時まで(入館は午後6時30分まで) 休館日 毎週月曜日(ただし10月9日は開館) 入館料 一般1000円/高・大生700円(団体20名以上各200円引)
中学生以下無料(ただし保護者の同伴が必要です) 電話 ハローダイヤル03-5777-8600(展覧会案内) 会期中に実物と複製との展示替えがありますので以下のホームページから確認してください。 なお、本展覧会期間中は都合により「列品解説」は開催いたしません。あらかじめご了承ください、とのことです。

  出光美術館のURL: http://www.idemitsu.co.jp/museum/


やはり伝染するものなのか~

2006年10月06日 00時55分42秒 | 車内の風景

今日は朝から雨
霞ヶ関ビルでJ-REET「不動産投資信託」の講習を終えて地下鉄に乗ると、またしても「大あくび
すると向かいの席に座っているインド人のビジネスマンも、
思わず「大あくび」。
二人でお互いに目を合わせ笑ってしまいました。
インド人にも「あくび」がうつるようです。

 


猛烈なラリーの応酬

2006年10月06日 00時40分46秒 | 車内の風景
ロールプレイのあった土曜日は、やはり疲れます
そして午後は、鷺沼の近くまで歯の治療に行ってます。
治療が済むと「やっと週末」って感じ。
先日帰りの電車の中で思わず「大あくび」をすると、
向かいに座っている若い女性のグループの一人が、
無理やりあくびを堪えて、こっちを向いている。
目が合ってしまったが、、咄嗟に目をそらし見なかったことに。
そして暫くすると、また、思わず私が「大あくび」をしてしまった。
今度は、先程の女性の隣に座っている別の女性が「大あくび」。
照れ笑いをしている。
こちらも見ぬ振りをしていたが、またしても「大あくび」をしてしまった。
すると先程無理やりあくびを堪えていた女性が、
今度は「大あくび」。これには皆で大笑い。
と言う訳で、その後もラリーの応酬。
そうこうするうち電車は二子玉川の駅に到着。
彼女たちは、こちらに軽い会釈を残して降りていきました。
土曜の午後の夕暮れ時はとにかく眠い
過ごさないように御用心御用心