久能山東照宮です
この写真で、何か変だなと思われる所、ありませんか?
これ、いわゆる『満つれば欠くる』の精神から来る
「変」なんです。
(前のブログで、瓦屋根にある葵の紋が逆さまになってる事も
そのひとつ、と)
実はこの写真、何も気付かず何も知らず撮ったのですが、
この直後、ボランティアで観光案内をされている方に
色んな事を説明して頂き分かったのです。
家に帰り、あの説明を表す写真が撮れてないだろうか?と、
探したら、あった
の、たった一枚なんです。
私はこの写真を階段上の門に対して真正面から
写したのですが…、
① 中央の灯篭⇒石畳⇒門の中心のライン、
② 門⇒その奥の(写真に写ってませんが)本殿⇒
⇒家康のお墓 の中心ライン、
このふたつのラインはずれています。
その事が、東照宮の建物がまだ未完成だと、
(まだ、伸びる余地があるという事?)
唐門の中心にある龍の彫刻 ↓
東照大権現という神様としての名前を持つ家康さん、
神廟はこちらです↓
これもあとから聞いたボランティアさんの話なのですが
家康さんのお墓の両側に、織田信長公と豊臣秀吉さん
も祀ってあるそうです。
家来であった時と、敵であった時と、
鳴かぬとも殺さず、 鳴かして見しょうともせず、
鳴くまで待って、やっと。
そんな時を経てこその、天下統一と…。
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