ロープウエイ乗り場にやって来ました。
ちょっと苦手…
景色が開けて来ました。
先ほどの水郷めぐりの水路や「 西の湖 」が見えます。
茶色の畑は麦でして、ここで” 麦秋や…” と詠むところですが、
句が浮かびません…
最後方には比良山系が、西の湖の真後ろが安土山(小さく黒っぽく見えてます)で信長の安土城があった山です。
「 村雲御所瑞龍寺門跡 」 開山は豊臣秀次の菩提を弔うため
生母瑞龍院日秀尼公が京都の村雲に創建し、昭和36年に
ここ八幡山に移築されました。
ここは豊臣秀次が1585年に築城した「 八幡山城 」の跡です。
本丸跡(最頂部)に村雲御所瑞龍寺が建立されました。
西の丸跡、北の丸跡は今、展望台になっています。
西の丸跡 なぜか「 LOVE 」の文字とハートの形が…
北の丸跡とあります。 辺りはきれいに整備されています。
ここで皆さん、愛を誓うのですか?
右側から伸びている山は長命寺山、その水際が長命寺港
この山の八百八段の階段を登ると天台宗系の「 長命寺 」があります。
3~4世紀、武内宿禰(たけうちのすくね)という人が長寿を祈願していました。
その後、聖徳太子がこの地に赴きそれを知り十一面観音を掘り、祀ったとのことです。
西国三十三番札所として、今も長寿信仰を集めています。
昔は、竹生島経由の湖上交通を使ってお参りされる人が多かったそうです。
私はJRとバスで行くことになるのでしょうが、船で行く!いいですね~♪
展望台はハートと愛が満載でしたが、そこに辿り着くまでは
人にも会わず暗く寂しい山道でした。
古い石垣があちこちに残っていて、あ~ここにお城が建っていたんだなあ~と。
苔むして、崩れかけた部分もありました。
” 古城跡 山滴りて 光成す ”
” こじょうあと やましたたりて ひかりなす ”
” 戦国の階段 来た道が帰り道 ”
? ? ?
深い意味がありそでなさそで…
まずは、お心遣いありがとうございます。
では、下山します。
また、あのロープウエイで…
一本のロープに祈りをこめて…
いってらっしゃ~い♪
私は降ります。
はるか下の方に、日牟禮八幡宮の屋根が見えます。
4分ほどなのに、何だか長く乗っていたような…
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