♪白髪まじりの 髪をとかせて 少し老けたと 言いながら~
松山千春の 「父さん」
いちばん最初に作った家族を歌った歌だと思います。
千春さんはお父さんの愛を一身に受けて育ちました。
♪子供の頃 ふとんの中で あなたの胸に抱かれて…
お母さんではないんですよね。(お母さんは今もお元気です)
♪通り過ぎれば 辛いことも 笑い話と言いながら…
自分で取材、編集、印刷、営業をして、発行していた「十勝新聞」
千春いわく、貧乏のどん底だったという。
♪あなたの 明日に 幸あれと…
もう、お父さんはこの世におられませんが…
最高の親孝行ですよね。
この間、私の父の三回忌とお骨納めをしました。父にはなんの優しい言葉をかけてやることもなく、悔いても悔いても悔やみ切れません。この後悔を消すものは何もないと思います。ずっと、この思いを抱いていくことに決めました。
30年前の北海道でのコンサートより
30年前ということは、千春さんもまだ20代前半?
その頃にこんな深いメッセージの詩が書けるとは、恐れ入りますね。
全般的にこの時代のシンガーソングライターは、詩の重みが今とはだいぶ違いますよね。
ありがとうございます
デビュー曲「旅立ち」が高校生の時作った曲らしいですので、早熟と言うか…。
やはり、お父さんの影響みたいです。
おとぎ話といっしょに、政治や経済、社会の話を、聞かせて貰っていたという事ですから。
正義感の強い方で、同じ町に住んでいる人のことでも、悪いことには紙面でコテンパンに叩いておられたそうです。