kohは今日も元気です

思うようにブログアップが出来ませんが、俳句のこと、テレビ番組のこと等、日常をぼちぼち書いていきます。

灘の生一本のふるさとを訪ねて

2015-04-09 11:37:10 | 食・レシピ

カルチャーサロン…私には不似合いな言葉ですが、着いていきました。

             

西宮神社から「西宮郷」へ、 ここは灘五郷のひとつです。

                  

六甲山地の①伏流水、②摂播米(特に優れたのが山田錦)、③六甲おろしという

          

冷たく乾いた北風、こうした良い条件が整って灘は酒造りのメッカとなりました。

             

白鹿、白鷹、日本盛など有名どころがズラッ~と並ぶ酒蔵通りを通り

              

「白鹿記念酒造博物館」 に行きました。 二館から成り立っています。

           

① 酒蔵館 : 昔の酒造りが分かります

       

玄関を入りますと、

「黒松白鹿」 の酒樽がありました。後ろは黒松が植えてあるのかな

                    

                      

 酒蔵の前に、「撥ね釣瓶・はねつるべ」 

             

柱で支えた横木の一端に石を付け、他端に取り付けた釣瓶を石の重みではね上げ、井戸水を汲み上げるもの。 始めて見ました。

             

相当広い場所が必要ですよね、 それに操作が難しそう…

            

このあと滑車を使ったつるべが出来たのかな~

 

                         

 美しい樽が…樽美酒…(^_^;)                          

                  

大八車

       

NHK朝ドラ「マッサン」も酒蔵が何度も写りましたが、やはり目立ったのが、「樽」

           

醸造に樽はほんとに大切な物なんだなと思いました。

                 

その大切な樽から何から多くを失った時がありました。

              

阪神淡路大震災から来年は20年です。

震災を決して忘れないようにと、酒蔵の中に壊れた酒造り用具が展示されています。

(明治の酒蔵は倒壊を免れています)

                        

道路をはさんで 『記念館』 がありました。

 なかなかシックな建物です。

            

           

            

                                     

  版木は酒蔵館に展示されてました。菰樽(こもだる)の印刷に使ったのかな、

                

版木は私の実家にもたくさんあったので、懐かしく見ていました。

                

                 

               

記念館は撮影禁止だったので、写真はないのですが、

               

桜にまつわるコレクションが沢山ありまして、桜を描いた掛け軸、器、

             

蒔絵を施した物、桜に関する本や資料などなど相当数のコレクションでした。

              

これらは笹部新太郎という方がコレクションされたもので、西宮市に寄贈され、

              

その後、白鹿の記念館にすべてを委託され(5000点位)、こうして春には

              

「笹部さくら展」 を催し公開されているそうです。

                    

それはそれは、桜を様々に表現され、本当の花より素晴らしい

            

と思えるほどでした。

             

この後行った夙川のさくらの育成にも携わっておられたようです。

                   

あの時は夙川の両岸のさくらが満開でした。

                      

 


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