kohは今日も元気です

思うようにブログアップが出来ませんが、俳句のこと、テレビ番組のこと等、日常をぼちぼち書いていきます。

大英博物館展~神戸市立博物館

2015-10-08 10:36:30 | 歴史

 

大英博物館展、神戸市立博物館で見て来ました。

NHKのネット会員になって初めて招待券獲得に応募したら、なんと、

当選したのです。

ビギナーズ・ラックでしょうか(^^♪

 

 

博物館は横幅がかなりあるので、道の向かい側に渡り、撮りましたが

私のカメラでは入り切りませんでした。

 

 

 

この辺りは、元外国人居留地でした。

フラワーポットに、「神戸旧居留地」とあります。

 

居留地に残る建物

 

さて、大英博物館展ですが、今回初めて

音声ガイドを利用しました。

深夜の番組「タイムスクープハンター」私も見てました。

あのワープする時の音が展示の解説それぞれに、

キューン!

いりません(*_*;

 

カタログから

 

古代エジプトの棺 紀元前600年頃 

女性のために作られた棺です

女性の名はシェペンメヒュトさん、ある一家の女主人とか

この女性は大神殿で、シストラムという楽器を演奏していました

ミュージシャンなんですかね~♪

ところが、

なんと!

近年、CTスキャンによって中のミイラが男性だと分かったのです

更に、頭骨の中に医療器具のヘラが残されているのが分かりました

おそらく、防腐処理のため脳を取り出し、ヘラを置き忘れたのだろうと

推測されています

本来、棺の中に安置されるはずの女性ミュージシャンは

どうなったのでしょうか? 

また、ミイラの男性は誰?なぜ?

 

 

ウルのスタンダード:紀元前2500年頃

 

ウルはシュメール人の都市で今のイラク

スタンダードは軍旗

ウルの人が、戦争の時これを軍旗のように掲げていたのだろうと

推測されていますが、判明はしていません

 

箱の表裏2面の写真です

上の写真が「戦争」 下は「平和」と呼ばれ

シュメール人を描いた最古の図のひとつです

 

どちらの図も王様がひときわ大きいですね

「平和」のパネルは、宴会を開く王の元へ、様々な物資が

運ばれる様子です

「戦争」のパネルには、ロバが引く戦車に敵が踏みつけられる残酷なシーンが

実際見て、細かい石や貝が張り付けてある、

モザイクで出来たきれいな箱のようでした

幅は50cm足らずのものです

ほんとは何に使われたんでしょうか?

これからの科学の進歩で謎が解き明かされることを待っています

 

 

ロゼッタ・ストーン 紀元前196年

エジプトの政府の法令が刻まれた石です

この石には同じ文言が3つの異なる言語と文字で刻まれています

 

上段 : エジプトの神官階級が使う伝統的な文字 「ヒエログリフ」

中段 : 読み書きの出来るエジプト人が日常的に使った 「デモティック」

下段 : エジプト政府の言語であった 「ギリシャ語」

古代エジプト文明解読の鍵となった、世界で最も有名な

エジプトの遺産のひとつです

 

この3つが印象深かったでしょうか

 

知人に、ヒエログリフのイラストの入った便箋で手紙をもらって以来、

あ~大英博物館に行きたいなあと思い始めたのですが、

ロンドンに行けるはずもなく…

 

今回、神戸で大英博物館展を見ることが出来、満足です。

 

 

 

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