kohは今日も元気です

思うようにブログアップが出来ませんが、俳句のこと、テレビ番組のこと等、日常をぼちぼち書いていきます。

祖母が教えてくれた歌

2009-12-20 22:35:15 | 音楽

   

旅順要塞への砲撃

 

         

         

       

    [ 水師営の会見 ] 

     

                      

旅順開城 約成りて

敵の将軍 ステッセル

乃木大将と会見の

所はいずこ 水師営

      

             

庭に一本(ひともと) 棗(なつめ)の木 

弾丸あとも いちじるく

くずれ残れる 民家(みんおく)に

今ぞ相見る 二将軍

          

            

      

テレビでドラマ「坂の上の雲」 を見ていました。

     

日本が日清戦争で勝利を治め、これから日露戦争へと

向かっていこうとするところまで、ドラマは進んできました。

その後、日露戦争を勝利に導いた旅順攻略のあと、

乃木大将と、ロシアのステッセル将軍の会見があった事などを

歌ったのが、「水師営の会見」 です。

     

      

     

私は小学校3年生の時まで、祖母がいました。

明治生まれの祖母は、私が言うのもなんですが、

凛とした、明治の女性だったのだと大人になった時、気付きました。

ただ、「優しい大好きなおばあちゃん」 としてわずかな時だけを

過ごしたのですが…、

      

その祖母は、私をひざに乗せ、よく歌を歌っていました。

そのひとつが、『水師営の会見』 です。

歌の意味など殆ど分からないけれども口ずさんでいた、

そんな歌を、未だに忘れずにいます。

     

     

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