今日は、来月限りで見納めとなる長年〝東北と東京を結んできた足〟の話題。
1つは、「東北・上越新幹線」が開業した時からずっと走っていた、あの〝緑のラインが入った新幹線〟
今では、すっかり「はやぶさ」「はやて」の陰に隠れてしまったけど、以前は「東北新幹線」と言えば、必ずこの緑ラインだった。
10年くらい前までは「ビュッフェ」があって、カレーやサンドイッチとコーヒーを注文してカウンターで食べたのも、今では懐かしい思い出。最近の新幹線じゃ~とても考えられない旅が出来た時代。
すでに「東北新幹線」には走ってなく、今は「上越新幹線」でしか見られないけど、3月には「東北新幹線」でも最終乗車できるツアー があるそうで、もう一度「安達太良山」「仙台平野」「栗駒岳」「北上川」「岩手山」を眺めながら走るという。
もう一つが、福島の浜通りを通って、東京と仙台を結んでいた「スーパーひたち」の初代車両。
上野周辺は地下を走る新幹線に比べ、この列車は「もも」「あき」の日々のお散歩でもよく見かけていた。
この列車も、以前は当たり前に相双 (そうそう 相馬郡・双葉郡エリア)を駆け抜けていたけど、あの日あの一瞬を境に、突如いわきまでしか走れなくなってしまった。そして、再び相双を走ることはないまま、引退を迎える・・・。
以前は、いわきを過ぎると〝ゆったりペース〟で走り、広野の海や夜ノ森の桜を眺めながら、富岡・浪江では〝例の会社〟に関連する仕事の人たちがポツポツ降りて、野馬追の街 原ノ町 (南相馬市)へと向かっていたけど、それも全部思い出に・・・。
今後は、新しい車両へ受け継がれ、いわきまで往復する。
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