前後際断

今までの人生、これからの人生、過去と未来を断ち切ると何が現れるのだろうかと、禅をしながら定に入る。

まるでお坊さんのような感じ。

無心にならなくては、映像が浮かばないのだが、これがどうして難しい。
雑念ばかりがムラムラと湧き上がって来る。
仕事や私生活が、映像化してきて中々無心になれない。
最悪は、無心になるどころか、頭の中がナベアツのギャグの連続でお笑い状態。

そうこうして、もがき出すと、今度は足が痺れてきて集中できなくなる。
「ダメだー」と心につぶやき、他の人に迷惑が掛からないように、その場で大の字でねっころがる。
何度か、禅をやり直すと、不思議と無心が続くようになる。
「もう～、どうにでも成れ」と思うと力が抜けてくる。

そうなると、今から実行しなければ成らない事が映像化してくる。
実に不思議。
自分が、このように行動すると、このような実績がでるとの未来の映像が見えてくる。

研修最後に、導師から「禅、苦しんでましたね」のひと言に、「ナベアツが・・・」と話すと、「３の倍数ですか」と言われ、驚いた。
まさか、お坊さんまでが知っているとはね～

悩む時間が勿体無い。
有限な人生、悩む時間が半分近くあると、楽しめる栄光の人生も半分ショートしてしまう。