パリ蚤の市便り-1454／デザイン肘掛け椅子木組01

手作り感やプリミティブな雰囲気を持った”デザイン肘掛け椅子木組”は、彫刻や工芸品のような造形的な力強さが感じられます。時間を経た木素材の風合いが、良い味を醸し出しております。肘掛け等、各パーツのジョイント方法がユニークです。装飾的な意味合いなのか、背当ての横木の両端と肘掛け下の正面部分に、独特な意匠が施されております。勉強不足で詳しいことはわからないのですが、アジアやアフリカ等で作られたモノでしょうか。工業的なデザインには無い人の手跡や、「椅子」という造形に真摯に向き合う姿勢が感じられます。お値段は100€超えでした。皆さんは、造形的な強さを持ったこんな肘掛け椅子、どのように思われますか？個人的には、人の手が作り出した造形の美しさが満ち溢れていると思いました。