こわれかけのカセット

日々日常で目にするおもしろ~いを紹介していこうと思ったけど、結局なんでもアリなんです。

パリ蚤の市便り-2294/トーネットロッキングチェア曲げ木意匠ラタン座面背当て04

2014-02-09 07:29:47 | パリ蚤の市便り
以前「パリ蚤の市便り-2254/トーネットロッキングチェア曲げ木意匠ラタン座面背当て03」「パリ蚤の市便り-2229/トーネットロッキングチェア曲げ木意匠ラタン座面背当て02」「パリ蚤の市便り-1155/トーネットロッキングチェアーその他01」他でも、蚤の市やアンティーク市や古道具屋でも見付けては、別デザインや似たデザインのモノを幾つか、既に何度もご紹介させて頂いております”トーネットロッキングチェア曲げ木意匠ラタン座面背当”は、近所の蚤の市ヴァンヴ内の、ある業者さんのお店で、久しぶりに見掛けたモノです。アール・ヌーヴォー期のデザインの特徴でもあるフレームの凝った曲げ木の意匠と、涼しげなラタン張りの座面と背当ての素材感がいつ見ても素晴らしいです。番号は不明ですが、保存状態も悪くはなく、使い込まれた自然素材の表情には、何とも言えない良い雰囲気が醸し出されております。ドイツの職人ミヒャエル・トーネットが起こしたトーネット社の作品で古いモノは、現在中古市場でも高額で取り引きされております。また、建築家コルビジェ、画家ピカソも愛したと言われている名品もあります。お値段は1000euro近くでした。皆さんは、こんなにも素敵なロッキングチェア、どのように思われますか?個人的には、いつの日かこんなロッキングチェア共に、ゆったりと時間を過ごしてみたいです。