こわれかけのカセット

日々日常で目にするおもしろ~いを紹介していこうと思ったけど、結局なんでもアリなんです。

パリ蚤の市便り-2292/T-Chair N°3LC 1952年Laverne社製 KATAVOLOS William 01

2014-02-06 23:59:59 | パリ蚤の市便り
写真があまり良くなくて、大変申し訳無いのですが、名作椅子の一つに数えられ、MOMA、メトロポリタン美術館、ルーブル美術館の永久コレクションに収容されている”T-Chair N°3LC 1952年Laverne社製 KATAVOLOS William”は、近所の蚤の市ヴァンヴ内の、ある業者さんのお店で見掛けました。オリジナルは、1952年Laverne社製のモノですが、1988年からはCadsana社製に変わり、現在も製造されているようです。今回のモノが、どちらのどの年代になろのかは、詳しく確認出来ませんでした。KATAVOLOS Williamを筆頭にLITTELL Ross & KELLEY Douglasの三名による共同デザインです。上質な一枚革による座面背当て一体型のシート、その革を吊り下げるクロームメッキ仕上げのT字型のスチールパイプ製支柱、エナメル塗装の施された、こちらも最低限のT字スチールフラットバー製構造体による、シンプルでスッキリと美しい構成です。お値段は300€超えでした。皆さんは、凛とした美しい佇まいのあるこんな椅子、どのように思われますか?個人的には、以前から気になっている椅子の一つで、革素材好きにはたまらない逸品だと思いました。