以前ご紹介させて頂いた「Souveraine」シリーズのモノにも似た、更に古そうな大文字仕様のロゴマークを使った逸品”LIP INCABLOC 金ボディースモールセコンド手巻き式”は、先週末、近所の蚤の市ヴァンヴを根城にしているブローカーから提案されて買い付けました。嫌味の無いゴールドカラーボディーに、マニア好みのスモールセコンド、時の流れを感じさせる錆の浮いた、ソバカスフェイスが何とも言えず魅力的でキュート、文字盤はクラシカルな印象の、シンプルでスッキリとしたデザインで、落ち着いたアイボリー色調、シャープで格好良い凝った作りの中抜き長針短針、スモールセコンドがポイントとなっております。レトロ調の数字による12,3,9と多角形による時刻表示と、スモールセコンドには線のみの表示もシンプルにまとまっております。バンドは傷んでいたので、ゴールドカラーに合わせ、上品でお洒落な雰囲気の茶革バンドをセレクトしてみました。また、以前ご紹介させて頂いた「PARE-CHOC」「ANTICHOC」ではなく「INCABLOC」機能搭載モデルですので、おそらく1950年代頃のモノなのではないかと思われます。裏蓋の冠を被った鷲のマークも歴史を感じさせます。参考サイトは http://forumamontres.forumactif.com/t38956-lip-r25-grand-diametre-nos と http://cda.chronomania.net/forum_entry.php?id=13323&PHPSESSID=f47e8f043b963f172344a7097935b5ec です。行動派のユーザー向けの商品としては、良さそうです。ここ最近、特に古い「LIP」が集まって来てっております。古い腕時計や手巻き式にこだわる方、如何がでしょうか。皆さんは、ヴィンテージモノ特有、模様のようなフェイスの錆、気になりますか?個人的には、使い込まれた味があって、これもまた世界に同じモノは一つも無い感じられるので、人とかぶるのが嫌いな、自分だけの一本を探している方には最適なのではないかと思いました。