勝つには勝ったが、ちょっと反省も必要な感じの試合だった。
もっとも、そんなのは、今までの数年を考えたら、ぜいたくというものかもしれないけれど。
なんだかんだ言ったって、開幕3連勝だから、そこは大いに喜びたい。
サッカーJ2リーグ第3節。
新潟は、アウェイでレノファ山口戦だ。
山口は、ここまで1分け1敗。
新潟同様に、渡邉新監督が、ポゼッションを重視したサッカーを構築しようとしているチームだった。
ただし、前半だけ見ると、ボール支配率は、新潟の69%。
やはり、同じようなサッカーを志向しているチーム同士の対戦となると、2年目になる新潟の方がはるかに勝るのだなあと、感心して見ていた。
今年の新潟は、本当によくパスがつながる。
まず、ボールに対するプレッシャーがすばらしい。
だから、相手ボールを回収できることがすごく多い。
そこから、何が何でも前にボールを送るのではなく、相手をいなしながらしっかりとチャンスをうかがう。
そして、決定的なチャンスを決めに行く。
そんな形で、前半のうちに、星、高木のゴールで2点をあげることができた。
決定的な場面はまだあったから、もう1点加えることができれば、試合の行方は決定できたはずなのだ。
後半は、山口が新潟のプレーに対応できるようになり、新潟は結構押し込まれる時間が多くなった。
それでも、決定的な仕事はさせないまま、後半もアディショナルタイム。
完封勝ちかと思われたのに、1点を返されてしまった。
残り時間が少なかったので、そのまま試合は終わったけれども。
試合後のアルベルト監督のインタビューで、「われわれは、まだ成長途上のチームだとわからせてくれる試合だった」と述べていたが、うまい言い方をするなあと思った。
すごく強かった前半。
押され気味だった後半。
後半の様子からは、「勝者のメンタリティ」は、今一つ感じられなかった。
どこをどう改善すべきか、具体的なことは素人の私にはわからないが、きっと監督の指導に熱が入ることだろう。
ならば、まだまだ強くなるはず!!?
開幕3連勝は、J2時代の1999年以来の22年ぶりだそうだ。
反省すべき点はあっても、なんだかんだ言っても、開幕3連勝でJ2首位を維持しているのだ。
そこは、素直にうれしい。
来週は、ホームでザスパクサツ群馬戦なのだが、わが家は法事。
母の17回忌である。
だから、応援に行けない。
少々残念。
でも、このまま連勝を続けて首位を突っ走っていきましょう。
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