ずいぶん前になるが、アナログ放送が終わったのって夏だったよな、と思って、当ブログを調べてみたら、あった、あった。
そうか、2011年7月だったのか。
あれからもう13年にもなるのだなあ。
何を言いたいかというと、それ以降うちには映らなくなったブラウン管テレビが2つも残っていたということ。
さて、処分を怠っていたのは、その10年前から施行された家電リサイクル法の壁があったから。
家電リサイクル法に規定されている家電は、エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機の粗く言って4種類。
ただその処分の仕方がややこしくて、手続きが面倒だったからだ。
だが、「終活」を考えた場合、家にいらないものを取っておく必要はない。
むしろ、いる物でも重要度が低い物はどんどん捨てていくべきだろう。
この際、処分するために正しい知識を得ておこうと思った。
え?処分するなら、新しいのを買ったときに、その店に処分を頼めって?
ごもっとも。
でも、わが家では、古いものでも大事に使おう、なるべく長く使おうということでやってきた。
だから、そう簡単に新しいものに買い替えようという気にはならないのだ。
テレビだって、ブラウン管テレビの次には薄型の液晶テレビを買ったけれど、今でもそれを見ている。
NHKが以前、「付いてる?4K。押してる?4K」なんぞと言って、盛んに4Kテレビの宣伝をしていたけれど、おあいにくさま。
うちのリモコンには4Kボタンなんか付いていないのだ。
その代わりに、今では死物となった「アナログボタン」が付いてる。
間違ってそこを押すと、横線ザーザーしか映らないのだ。
まあ、そんな訳で、代わりに4Kテレビを購入しようなんて気にもならず、無用の長物となっているブラウン管テレビは、自分で処理しなくてはいけないというわけだ。
ところで、この辺の地域を担当する回収指定業者は、収集運搬をしていないのだという。
自分で持ち込まなくてはいけないのだ。
ただ持って行くだけでは引き取ってもらえない。
では、どうするか、ということでお勉強。
「家電リサイクル券センター」というところのHPをのぞいて調べてみた。
家電を処分する際は、「家電リサイクル券」を用いてリサイクル料金を支払います。家電リサイクル券は「料金販売店回収方式」と「料金郵便局振込方式」の主に2つの方式があります。
今回は、業者から、後者の「料金郵便局振込方式」を指示された。
事前に郵便局でリサイクル料金を払い込む必要があります。
この家電リサイクル券を誤って記入したり、リサイクル料金を間違えてしまうと引き取ってもらえない場合があります。また、購入した家電リサイクル券の貼り付け位置や記入漏れなどにも注意が必要です。
ふむふむ。
さらに調べていくと、同じテレビでも、メーカーによって、そして大きさによって、料金が違うのだ。
わが家にあるのは、メーカー名と型式を調べると、パナソニックの大型テレビだと分かった。
もう一つは、サンヨーだったが、今はパナソニック(三洋)の小型だと分かった。
これについては、型式を調べると、「白黒テレビ」の表示まであった。
1975年に買ったものなのに、よく型式で分かるものだと感心した。
そんなふうに調べてみたら、大型の方は2,420円、小型の方は1,320円の料金がかかると分かった。
それで、郵便局で家電リサイクル券なるもので、所定の金額を振り込み、廃棄するテレビの右横にシールを貼って、回収専門の指定業者に持ち込んでいけばいいらしい。
よし。勉強になったぞ。
明日か明後日、学んだことを実行に移すことにしよう。
いらないモノ捨てれば良いんですけど、なかなか…って感じでしょうか。私の場合、オーディオ機器ですね〜。
メインのリビングにあるアンプやCDプレイヤーはセカンド・システムとして別の部屋に移行…ってパターンですね。
私は長く使うパターンで、アンプやプレイヤーは買い替えましたけど、スピーカーは新築した20年前から今も現役で使っています。
(オーディオ機器、特にハイエンド・オーディオ機器って物凄く値上がりしていて、私が20年前に買ったB&W804と言うスピーカーの後継機、804D4は100万円越え、私が買った時の定価は28万円だったので3倍以上…。誰が買うんだろ状態です。)
読まなくなった本や使わなくなった機器は一応、屋根裏収納部屋に持って行くんですけど、グチャグチャ、カオス状態です。(苦笑)
これからもよろしくお願いします。
〝オブジェ”ですか、なるほど、楽しい表現ですね。
それにしても、そのスピーカーすごいですね。ということは、りゅーとさんのもつ物だって、案外高く売れるんじゃないですか?
でも、自分が苦労して手に入れたものや、若いときに得たものって、なかなか捨てがたいものですからね。手放す決心というものはなかなか難しい。だから、「カオス部屋」を作ってしまうのですが…。
とりあえず、ブラウン管テレビ、今日、無事に処分完了することができました(^0^)v
若いときに得たものって、なかなか捨てがたいものですからね…、そうですね〜。
高校に入学した際、一回、買った本をまとめて捨てたことがあったんですけど、自分にとって大切な本も捨てちゃて、大後悔したことがあったので、基本捨てない性格になっただと思います。(大切な本は「壮烈!ドイツ機甲軍団」。数年前、復刻版が出たのでネットで買いました。軍事史マニアにとってはバイブル的存在です。)
音楽について、クラシックなんかだと「生演奏にはかなわない」って言う人がいるんですけど、そう言う方って「本当に凄いオーディオ・システムで聴いたことがないんじゃないかな〜。」って思うんですよね〜。
私のオーディオ・システムなんて大したことないないですけど、親戚にスピーカーはB&W802D、アンプ、CDプレイヤーなんかは全てアクュフェーズと言う超高級システム(総額1千万超)を30畳のオーディオルームで聴いている方(独身)がいて、一回聴かせてもらったんですけど、その凄まじい音にびっくり、「完全に生のクラシックコンサート超えてるわ…。」と思いました。
私は生のコンサートとオーディオどちらも派ですけど、その方はほとんど生のコンサートには行かない方で、一回、カミサンと一緒に行こうとチケット買ったんですけど、当日になってカミサンが行けなくなって(海外オーケストラで買うのに凄く苦労したのに大したことじゃないのに「行けなくなった」はないだろ。以来コンサートは一人が基本になりました。)、その親戚に電話して一緒にコンサートに行ったことがあるんですけど、コンサートが終わって「生のコンサートも悪くないね。」って言葉が凄〜く印象に残っています。
いろいろ思い出して、雑文すいません。これからもよろしくお願いします。
そうですか。オーディオシステムがそこまで進むと、生のコンサートよりオーディオで、となるのですね。
本来は生に近く臨場感を味わえるようにするのがオーディオシステム充実の目的のはずなのに、逆転ですね。その結果、「生のコンサートも悪くない」となるのですから、すごいものです。面白いなあ。
私の知らない世界です。へええ~と感心していました。ありがとうございました。