ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

家族のつながりを味わう日

2017-12-24 22:48:23 | 生き方
12月24日。
クリスマスイブ。
日本だと、なぜクリスマスを祝うのか、その理由も定かでないまま、騒いでいるという気がする。
私たちが子どもの頃は、サンタが来る・来ないということなど関係なし。
いつもは食べられないケーキが食べられ、親からプレゼントをもらって喜んでいた。
家族で過ごせることの幸せを子どもながらに感じていたように思う。

日本の学校で英語を教える人たちを、ALT(Assistant Language Teacher)というが、その方たちは、キリスト教を信じている人たちが多い。
その人たちから、クリスマスから年始までの間を家族と過ごす大切にしている時間だということをよく聞いた。
プレゼントは、親から子だけでなく、子から親へも渡すのだという話をしてくれた人もいた。

今は、どうなのだろう?
「うちの子はサンタクロースを信じているから、子どもを裏切りたくない。」
などと言う方もいる。
サンタクロースを信じる子どもの夢を壊したくないのだと言うのだ。
だから、プレゼントを用意したのが親だと気付かれないようにするのが大変だと言う。
「ばれたら、うちの子は泣き出すかもしれない。」
「サンタはいないと教えたら、親への不信感が高まってしまう。」
などと言う方もいた。

なんだか子どもに気兼ねしすぎで、家族なのに堅苦しい気がする。
家族の絆を確かめ合えることが一番なのではないかなあ、と思ったりする。

そんなことを思う私だから、家族の者たちは、「ケーキなんて別になくてもいいよ。」と言うのだが、今日は、ショートケーキを家族4人分買って来た。
そして、夜には、種類の違うショートケーキを4人で取り替えっこし、4種類を味見しながら食べたのであった。

4年前は娘が入院中で、この団らんはなかった。
今は、こうして家族みんなでいられることが何よりのことだと思うのである。

コメント
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