ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

妻の誕生日祝いに、関川村&山形・小国町へ(1)

2016-05-04 21:13:19 | お出かけ
つれあいが私より先に大台の誕生日を迎えた。
その誕生日祝いの一環であろう、息子が、「どこか出かけてくれば?」と言ってくれた。
先月半ばには入院の憂き目にあった妻であったが、その後気をつけていることもあり、幸いかなり普通に近い回復具合である。
息子の温情をありがたくいただき、娘の面倒を任せ、久々に夫婦で「花見」を目的としたお出かけに出た。

まずは、関川村の菜の花畑。
河川敷の菜の花畑は、まだまだきれいに咲いていた。

菜の花特有のにおいでいっぱいであった。

関川ふれあいドームにつながるこの土手沿いの道は、来月の関川マラソンで走る予定である。


続いての行先は、鷹ノ巣キャンプ場周辺。
ここは、カタクリの群生地なので、よく訪れている。
ただ、今年は春が早かったし、暖かい日が続きもしたので、カタクリはとっくに葉だけになっているはず。
それでも、他の山野草が期待できるはずと、足を向けた。

つり橋を渡ると、もうそこには、キジムシロの黄色い花々が迎えてくれた。

そこから歩を進め、先日も紹介した特徴のある、コシノカンアオイの葉を見つけ、二人であくせくと花を探した。
やっと妻が見つけたが、形がゆがんでいる花しかなかった。

その後は、チゴユリ


キランソウ

ワスレナグサ

などの写真を撮っていたのだが、妻がフデリンドウの花を見つけた。

フデリンドウは、春に咲くリンドウだが、そこここに咲いているのを見たのは初めてだった。
しみじみと見ることができた。

「来たかいがあったね。」と、喜ぶ妻であった。
ここには何度か来たが、今まではカタクリの咲いている時季だった。
今回は、それより少し遅いのが、よかったようだ。


川沿いの遊歩道の斜面には、ヒトリシズカがたくさん咲くのだが、もう葉ばかりになっていた。

そのかわりに、スズシロソウ

と混じって、小さい白い花を見つけた。

「ノミノフスマ」という花ではないかと思ったが、家に帰ってから調べたら違っていた。
「タニギキョウ」という名であった。

フデリンドウにタニギキョウ。
なかなかあえない山野草に出合えて、うれしく感じた。
ここに来た時、いつも見ていたカタクリ、ミヤマカタバミ、ヒトリシズカなどはすっかり花の季節が終わっていたけれど、キジムシロ、ワスレナグサ、フデリンドウ、タニギキョウなどが、ここ関川村・鷹ノ巣キャンプ場で見られたことは新しい発見であった。


コメント
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