ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

「応える」~コースケの活躍を喜ぶ

2015-05-04 14:31:23 | アルビレックス新潟
昨季までは、田中亜土夢選手が担っていたアルビレックス新潟の、中盤から前の攻撃、そして守備。
激しい上下動、つまり走りが求められる。
今、それを行っているのは、山本康裕(こうすけ)選手だ。

昨季途中、ジュビロ磐田から期限付き移籍してきた山本選手。
昨季最終節は降雪の影響で、新潟は、本拠ではない鹿島スタジアムでの試合となった。
その柏戦が負けに終わった試合終了後、泣き続けていた山本選手は、今季も新潟でプレーすることを選んでくれた。
開幕前に、彼がサイン入り色紙に選んで書いた言葉は、「応える」だった。
その言葉にふさわしく、攻守にわたって彼の走る姿、体を張る姿は、心を打つ。
今季は、ずっと試合に出続けていたが、2戦前に、前半だけで退き、先日の試合はベンチ入りすらしなかった。
よほど体調が悪いのかな、と懸念していた。
しかし、この3日の松本戦では、後半途中から出場すると、見事に決勝ゴールを決めてくれた。

以下、山本選手の言葉だ。

 (途中出場の難しさより)自分のコンディションの方が不安はあった。
 キツかったが勝利に貢献できてよかった。
 少なからず僕たち選手の中で、不安だったり迷いがあったり、自信や勇気を持てなかったりがありながらピッチに立っていたかもしれない。
 それがアップでピッチに出た時に、あれだけの多くのサポーターの方々が声援を送って僕たちに力をくれた。
 僕たち選手はそれを力に代えて今日勝つことができた。
 これが一緒に戦うということだと思うし、サポーターの声援を力にするのが僕たちの使命でもある。
 どんな時でも一緒に戦えばこういう結果が出てくると思うので、サポーターの方々の力はすごいものだと改めて感じた。

…このコメントからは、「応える」と書いていた決意が変わらずにあり、それを強く持っていることがうかがえる。
そして、応援する身としては、こういうコメントを聞くと、ますます応援したくなる。
山本選手、ではなく、われら新潟の「コースケ」として。
これで、今季3点目。
次戦も、これからもがんばってほしい。
引き続き、がんばれ、コースケ!
コメント
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