マッタリ風景

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駅巡りー上越線 土合駅 II

2018年06月26日 | 鉄分補給



JR土合駅の駅巡り下りプラットホーム編です。
土合駅が有名な理由は、下り線(新潟方面)のプラットホームが地下駅になっていることです。
東京では地下駅は珍しくありませんが、移動はエスカレーターでOKの場合が多いと思います。
土合駅の場合、地下駅へ行くには自らの足を使うしか手段がありません、それも合計486段の階段を上下することになります。

最初は、地下駅へ向かう階段上端でトンネルを見学するだけのつもりだったのですが、同じように見学している人たちが地下に下りてゆくのを見て、結局歩いて見ることにしました。
往路は下りなので、そんなに問題はありませんでした、でも復路は486段の階段を10分以上かけて登りました。
さすがに、年寄りの身にはこたえる登りでした、ただトンネル内は涼しかったのがせめてもの救いでしたが。
地下のプラットホームは写真のとおりです、元々待避線があったように見えましたが、現在は1本のみでした。
プラットホームには、しっかりとトイレも設置されていました。

しかし、良い運動を通り越した登りに感じました。
かつて、谷川岳の登山基地としてこの駅が賑わっていた頃、下りプラットホームは東京方面から乗車してきた客が降りるホームでした。
登山者にとっては、これくらいの登りはなんともなかったし、登山の練習代わりだったのではと感じました。
ただし、普通の観光客は大変だっただろうなと思います。
ちなみに階段の脇には変なスペースがありますが、これはエスカレーターを設置する予定だったそうです。
エスカレーターができる前に、客足が遠のいてしまったのでしょうね。

今回、土合駅は初めてかなと思ったら、2回めの訪問でした。
1984年10月18日に谷川岳ロープウェイを訪れた時、水上温泉からはタクシーに乗車しました。
帰りは、ロープウェイの山麓駅から土合駅まで歩いて、さらにトンネルを下って新潟へ帰ったとメモが見つかりました。
だから2回めの訪問です、でもすっかり忘れていました。

これだけインパクトのある駅巡りはなかなかお目にかかれません。
だから、足に自信があれば、体験をおすすめします。

なお、写真に写っているドアのような物体は、トンネルからの風圧を避けるための設備だそうです。






























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