マッタリ風景

散歩写真と戯れ言のブログ

原生林の中

2015年07月04日 | 御朱印













北海道神宮は、北海道を代表する神社だと思います。
はるか昔、一宮の制度があった時代であれば、間違いなく北海道一宮の称号を与えられたはずです。
神社は、明治天皇の肝いりで北海道開拓の守護神として鎮座したそうですから、凄い由緒です。

札幌へ行って、最初に参拝した神社は北海道神宮です。
地下鉄東西線円山公園駅で下車して、円山公園口の参道から拝殿へ向かいました。
円山公園入り口までは都会、円山公園にはいると北海道らしい原生林の趣でした。
神社も原生林の中にあり、本州の神社と比較すると、神社の森はいささかワイルドに感じました。
境内はビックリする広さです、円山公園口鳥居から結構な登りだったので、手水舎へ到着した時には、いささかへばっていました。

参拝が終わって、御朱印はどこでいただけるのか授与所の巫女さんに尋ねたら祈祷受付と教えてくれました。
さすがに大きな神社です、祈祷受付所には複数の神職と巫女さんが受付カウンターに座っていていました。
受付カウンターで御朱印の受付をしたら、「壱番」の札を渡されて暫し待ちました、この日は私が御朱印第一号のようでした。

余談ですが、北海道神宮は初めての参拝だから、どんな神社なのか楽しみにしていました。
ところがです、実際には1983年に札幌へ住んでいた頃、北海道神宮を参拝したことが判明しました。
当時のメモを読み返したら、北海道神宮を参拝して、円山公園と円山動物園を訪れたと書かれていました。
メモを見て思い出したのですが、当時オリンピックのシャンツェが遠くに見える場所に行った記憶が蘇りました。
今回の参拝で、円山公園駅から外へ出た時、遠くにシャンツェが見えたので、1983年に見た景色はこれだったのだと思いだしました。
でも、当時の境内、公園内そして動物園の様子は全く蘇りません、お粗末です。

もう一つ余談ですが、拝殿脇に奉納されたお酒の樽が積み上げてありました。
お神酒は通常日本酒ですが、さすがに札幌です、サッポロビールの樽でした。



札幌市内には、北海道神宮を名乗る神社がもう一つあります、それは北海道神宮頓宮です。
同じ名前を共有するので、何か関係があるのではと思っていましたが、北海道神宮で御朱印と一緒にもらったパンフレットを見て理由が分かりました。
明治時代、北海道神宮が鎮座している円山は札幌中心街から遠かったので、遙拝所として設置されたそうです。
頓宮の意味を調べてみたら「仮の宮、一時的な宮のこと」でした。
本社神輿の渡御御旅所としても使われたそうですから、それで頓宮なのでしょうね。
現在は、本社と同じご祭神を祀っていて、北海道神宮の末社となっています。

御朱印は拝殿に向かって右側にある社務所でいただくことができました。
神社ではちょうど「夏越の祓」(なごしのはらえ)を作っている最中でした。
余談ですが、札幌彌彦神社を参拝した時は既に夏越の祓が設置済みで、輪くぐりができました。

頓宮は、札幌中心街の遥拝所として設置されたので、回りはビルに囲まれています、本社と比べると全く逆の環境です。
本社と頓宮は、地下鉄東西線を利用して簡単に移動ができます。
私は、東西線のバスセンター前駅へ下車して参拝しましたが、多分大通駅から歩いても良さそうでした。





































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