立ち枯れしつつある紫陽花の花。
今日の明け方は、窓を開けて寝ていたら肌寒いくらいに涼しく感じました。
午前中は、曇り空に時々雨模様で、午後からは本格的に雨が落ちてきました。
梅雨が終わったというのに、何だか本格的な梅雨の様な降りかたです。
「梅雨が終わったと言うのに梅雨みたいだな」と呟くと「戻り梅雨だよ」とすかさず言われてしまいました。
日本語と言うのは、絶妙な言い訳を著す言葉が沢山ありますね、こんな言い方をされると仕方ないかと納得してしまったりします。
梅雨が終わるとともに、あちこちで綺麗な姿を見せてくれた「紫陽花」の花が立ち枯れ状態になってきました。
紫陽花の花が枯れるときは、段々と紫色が抜けて行って、最後はヘチマのような筋状の姿になります。
私は、こんな花枯れた姿に風情を感じますが、いささか好みが渋すぎるでしょうか?
逆に、潔く散る花もあります。
日本人の大好きな花は桜ですが、この花は華麗さに加えて、その散り際が日本人の琴線に触れるのでしょうね。
そして、散るときに大きな音をたてそうなのが蓮の花です。
噂では、蓮の花が開花するときに「ポン」と言う音をたてるそうですが、花の印象がそんなことを感じさせるのでしょうね。
逆に、花が散るときに「ボトン」と音をたてそうな感じもします。
花が散った様子を見ると、それも信じたいような印象を受けますね。
ただし、実際には音をたてないようですが。
蓮の花が枯れるときは、大きな花びらを盛大に落下させます。
その花びらを、バスケットの様に葉っぱが受け止めていました。
こちらの花びらは、沼面まで落下して、水面に船のように浮かんでいます。
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