住宅街のウグイス

「ホーホケキョ」、ウグイスの鳴き声が頭の上から聞こえてきました、空を見上げれば薄い青空で、とてものどかです。
今日も桜を追い求めて何処かへ出かけたのかと思われるかもしれませんが、違います。
ウグイスの鳴き声が響き渡ったのは新潟市の住宅街です。

昨夜、子供からSOSが来まして、チビ（孫）の体調不良（下痢）で急遽子守をして欲しいとの依頼でした。
余談ですが、保育園は子供の体調に異変（熱とか、下痢など）があると、直ぐに親に連絡が行って、引取が必要です。
しかも、その原因が問題なくなった時点で、登園が許可されますので、それまでは休園です。
今回は、チビの住んでいる家に行っての子守となりました。

チビの住んでいる家は住宅街なのですが、道を挟んだ向かいは、今は住宅街となった土地を持っていたであろう農家が並んでいます、つまりは住宅街と旧農家の境界線ですね。
農家の敷地は広くて、木々が沢山植えてあります、そこをウグイスがねぐらにしているようです。
それにしても、住宅街でこんなに素晴らしいウグイスの鳴き声を聞くことができるとは驚きました。

チビは体調不良のはずなのですが至って元気で、外へ行きたいとせがむので、近所へ連れ出しました。
近くに、子供達がたまり場にしている神社がありまして、チビもお気に入りの遊び場です。
そこに桜の木が２本植えてあります。
被写体の桜は、その桜を撮影したものです、地面には花びらが散っていましたが、まだまだ満開に近い見頃でした。
手水鉢の上には、桜の花びらが浮かんでいて、風情を感じました。

桜の名所ではありませんが、チビのお陰でちょっと変わった花見ができました。