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マッタリ風景

散歩写真と戯れ言のブログ

バリアフリー

2014年03月06日 | 戯言






ぎっくり腰を患ってから、初めて仕事へ行きました。
まだ、やっと立って、ゆっくり歩くとしかできませんが、やむを得ません。

ただでさえ老けた顔が、状態を前かがみにして歩いているのですから、足腰が弱った老人にしか見えなかったと思います。

こんな状態で自宅から駅、駅から事務所、事務所から駅、駅から自宅を往復してみると、今の町は足腰が弱った人には辛い環境だなと思い知らされました。

自宅を建てる時は、思い切って床だけはいわゆるバリアフリー化しました。
構造上どうしてもフラットフロアに出来なかった1枚のドアを除いては、全て段差のない床構造になっています。
ぎっくり腰になってみると、このフラットフロアの有り難みが分かりました。
ほとんど足を上げることができなくて、すり足気味に歩いても、引っかかるところがないので、何とか移動できました。

しかし、一歩外にでると、玄関から始まって、途中の道路には普段は気にならないけど、結構段差が存在します。
一番キツイのは駅ですね。
一時よりは、駅はバリアフリー化をしていると言われていますが、古いタイプの駅はどうしても階段の上下があります。
田舎のプラットホームは、列車と段差が結構できますので、これも昇り降りが辛く感じました。
当然、列車に揺られている場合、腰に力を入れられませんから、腕で突っ張るしかありません。

さらに、乗降客の多い駅は、その人の流れ自体が辛くなります。
私が利用する駅は、プラットホームで少しやり過ごせば、人の流れはおさまるので、待っていれば何とかなります。
でも、大きな駅の場合は、そうも行かないでしょうね。

今さらながら、体が動かなくなった場合の外出と言うのは、大変に体も心も疲れるものだと感じました。
それを緩和できる設備があれば、それは大変ありがたいことだとも感じましたね。


写真は、新潟市北区さくら通りで撮影しました。
遊歩道に設置してあるガス灯の一部です。
実は、昼間しか遊歩道を歩いたことがないので、ガス灯が点灯しているのを見たことがありません。








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