マッタリ風景

散歩写真と戯れ言のブログ

目的は

2012年11月26日 | 福島潟







昨日、福島潟へ行った目的は、葦原の夕ぐれを撮影するためでした。
で、重たい三脚を担いで、ビュー福島潟の駐車場から、バードウォッチングポイントである雁ばれ舎まで歩きました。
端から端まで歩くようなものですから、重たい荷物を持っている場合は、辛いです。

雁ばれ舎の屋上へ三脚を設置して撮影したのが上の写真です。
夕日の沈む方向の水平線上へ雲がかかって心配したのですが、何とか夕日が葦原を照らしてくれました。
だけど、想定していた燃え上がるような葦原にはなりませんでした。

福島潟は、湖面の浮島や湖畔に広大な葦原が広がっています。
写真で撮影した所も、毎年葦が地面を覆い尽くしています。
先日ビュー福島潟の講演で聞いた受け売りですが、湖畔の葦原は年々面積を減らしているそうです。
原因は、セイタカアワダチソウです。
葦原の中にセイタカアワダチソウが侵入してきて、毎年毎年その面積を広げています。
セイタカアワダチソウは、他の植物が生えないような毒素を出すそうなので、一旦進入を許すと、後はセイタカアワダチソウがその一帯を制してしまいます。
そういえば、自然観察池に隣接する葦原は、私が福島潟で散歩写真を撮影し始めた頃は、他の植物を圧倒していました。
今は、葦原の中に黄色い花が混じっていて、確かにセイタカアワダチソウに押されていると感じます。
今のところ、湖面の浮島には黄色い花は見えませんが、もし進入を許してしまうと、葦原が黄色いセイタカアワダチソウに取って代わられてしまって、福島潟の眺めが一変してしまうでしょうね。
そうならない事を祈っていますが、セイタカアワダチソウの駆除は、本当に難しいそうです。

燃える葦原は撮影できませんでしたが、定番の葦をシルエットにした写真を結構撮影できました。
下の写真が、その成果です。














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