そこまで考えなくても

娘が機嫌を損ね、大泣き。
これが始まると必ず長丁場。
1時間は軽くかかる。

あーいえば、こーいう。
あまのじゃく。
とにかく、堂々巡りになるからホント大変なのだ。

それはさておき、
とある事がきっかけで
（珍しく）娘から「ごめんなさい。」と謝ってきた。
大体が（言ってしまえば、）娘の方が良くない事が多く、
私も、わかれば宜しい。という考えで、
ズルズル引き擦らない。
（普通、そうか。）

私の中でこの出来事は既に終わった事だから、
気にもしなかった。

ただ、なんとなく娘の表情が、まだ固かったから、
くだらない事を言ってみた。
息子はケタケタ笑ったから、私も笑う。

すると娘は突然、
「さっき迄泣いてたから、笑いたくても笑えない…。」
と言い出すではないか。

なぬ～っ！
まだ５歳（早生まれ）なのに、
ばつの悪さとか、「泣いた烏がもう笑った」的な事を
気にしちゃう訳ぇ～？！

先輩！大丈夫ッス。
自分、気にしてないッスから…。

私は咄嗟に
「え～っ？さっき泣いていた事なんて関係ないよ～。
笑いたい時は笑ってもいーんだよ～。」
と伝え、またくだらない事をした。

娘は始めクスッとし
それから、いつもの様にケタケタ笑い始めた。

ふぅーっ…。一安心…。

自分自身が幼稚なだけに、
娘がこの先成長していくにあたり、
どう接していけばいいのか、ちょっぴり不安になった。
考えが追い付くかなぁ…。