想憲美茶

くだらないですよ、ホントに。

別れの日。

2009-04-01 09:15:37 | 家族
以前少し話をしたのだが、
娘の通う保育園に、70歳代の女性のボランティアの方がいらした。
本当はY先生とおっしゃるのだが、
園児たちは専ら「ばぁば先生」とか「Yちゃん」とか言いたい放題…。

とにかく穏やかで、優しくて、
でも、きちんと叱る事の出来る素敵な方だ。
園児たちはそんなばぁば先生が大好きだ。

もちろん、娘も大好きだ。

なのに…。
昨日でお辞めになってしまったのだ。
園の都合なのか、ご自身の都合なのか、
判らなかったが、とにかく今日からはいらっしゃらないのだ。

最後だった昨日。
お別れ会を開いたようだ。

娘はまだ4歳だけど、
もっと小さい頃から感受性の強さを見せていた。
アニメで別れのシーンがあると、一緒に泣いてしまうのだ。

だから、大好きなばぁば先生とお別れをしなければならない事を
実感してしまった娘は、
お別れ会の途中で、一人号泣してしまったようだ…。

そして、迎えに行った時も
ばぁば先生に泣きながらしがみ付き、
なかなか家に帰ろうとはしなかったのだ。

先生も寂しさと嬉しさでもらい泣き。
私も娘の健気さと、先生とのお別れでもらい泣き…。

「また遊びに来るからね」と言ってくれた先生。
その言葉をきっかけに、
ようやく帰宅の途に就いた娘。
でも、ずーっと泣いていた。

そうだよね。
毎朝、先生が来てるかどうか気になっていて。
園が近づいて、先生の声が聞こえると、とびきりの笑顔を見せた娘。

弟が生まれ、さみしい思いをしていた時も、
園では先生が支えになってくれた。

そんな先生は、もう今日からいないのだ。

また、登園渋りに戻っちゃうかな?
先生がいないから、つまんない、っていうかな…?

何歳になっても人との別れは辛し、寂しい。

先生との楽しかった日々を大切にし、
いつまでもしょんぼりしていないようにね。

Y先生。
3年間でしたが、お世話になりました。
「ありがとう」といっぱい言っても
足りないくらいに感謝しています。

とても残念で、寂しく思いますが、
今度はご自身の為に大切な時間を充てくださいませ。


また会える日を
娘と共に楽しみにしております。