俺は7ヶ月目に入った。
何が？だって？
生後の月齢さ。
そんな俺の移動手段は、ゴロンゴロンだ。
寝返る→戻る ×左右 を駆使し、どこにでも移動できるんだぜ。
専らの移動先は、座卓の下だ。
そこには俺のお気に入り達が（新聞、ティッシュなど）犇めいている。
堪らないぜ。
頭がぶつかりそうで、ぶつからないスリルも何とも言えない。
だが、何故だ？
母ちゃんは、そんな俺の邪魔をする。
いーんだ、いーんだ。
俺の行き場所はそこだけじゃないんだぜ。
カラフルな箱。
それも俺のお気に入りさ。
そこへゴロンゴロンと移動する。
そしてその箱を口と舌で確かめる。
うーん。至福の時だ。
するとどうだ？今度は姉貴が邪魔をする。
「あーっ！ダメダメぇー！！」と大声を出し、俺を止め、箱を奪い取る。
手加減を知らないだけに、こいつは厄介だ。
俺の場所はないのか？
行動範囲は広いはずなのに…。
ふふふ。
いずれハイハイが出来るようになれば、今以上に皆、てんてこ舞いだろう。
今に見てろよー。
って、思っているかどうかはわかりません。