想憲美茶

くだらないですよ、ホントに。

大人の絵本…?!

2008-12-07 20:53:41 | Weblog
どういう絵本をさすのか、よくわからないが一部の人達のブームになっているようだ。

娘が絵本が大好きな為、我が家にはたくさんの絵本がある。

しかし、実は私が自分の為に買った絵本が、こっそり1冊あるのだ。
5-6年も前だったかな、買ったのは。

それは[セクター7]という絵本。

この絵本には文字がない。
まさに絵本、と言えるのかもしれない。

見開き全体で絵があったり、コマ割り(?)で絵があったり…。
以外と細かくシーンが描かれている為、ストーリーは見た人それぞれで大差はなさそうだ。

登場人物の台詞や想いが人それぞれになるのかもしれない。
もちろん、感じ方も…

ある男の子が、課外授業でエンパイアステートビルに行き、そこで突然雲の子と出会い、いろいろな所へ連れてってもらい…という話なんだけど。

なんといてっても、綺麗な色使いとタッチ。
ほのぼのする。
ストーリー展開も(たぶん)夢がある。

見ているだけでなんとなく癒される。
ちょっぴり落ち込んだときに見ると、そんな気持ちを吹き飛ばしてくれる。

私が好きなのは一番最後のシーンだ。

もしかしたら、こういう絵本が[大人の絵本]なのかもしれない。

ホント言うと、すっかり存在を忘れていて、大人の絵本がブームになっている事を知り、そういえばと引っ張り出してきたのだ。

しばらくぶりに見たけれど、やっぱり良い。

心に残る物は、月日が経っても同じ気持ちにさせてくれるのかも。