想憲美茶

くだらないですよ、ホントに。

サスケ

2008-11-07 16:39:14 | Weblog
筋肉バトルの事ではない。
オス猫の名前だ。

我が家で飼っている訳ではない。
近所の飼い猫だ。

飼い主との絡みは全くない。
何故、名前を知っているかと言えば、たまたま(今思い返しても不思議だ)そこの12才前後の息子に聞くタイミングがあったからだ。

サスケは飼い猫だからか、人懐っこい。
むしろ、若干図々しい。

人を見掛けると、必ず付いてくる。
洗濯を干していると、何処からともなくやって来て、いつの間にか足元に。
玄関が開いていようものなら、入って来ようとする。
車でもこれまた然り。

ヤツの凄い所は、車幅感覚がある事だ。
もちろん、猫は車を運転できない。
じゃあ、なんだ?という事になる訳でぇー。

我が家に行く為には、車1台がやっと通れる幅の坂道を登って行く。
ヤツは、たまにその坂道の真ん中に[でん]と座っている。

私はヤツに気付く。ヤツも私の車に気付く。
だがしかし、すばしっこいハズの猫なのだが微動だにしない。
私は減速する。へたすりゃ、半クラよ。

それでも徐々にヤツとの距離は縮まって行く。
「いやーん、お願ぁい」と訳の解らないお願いをしちゃうくらい焦る私を尻目に、すんでの所で避けるのだ。
しかも牛歩(猫なのに?)

車のスピード、距離を理解した上での行動なのか?


はたまた違う日。
その坂を登りきり、左折すると道幅は広くなり、私道というか、袋小路?になる。

そこの道に寝そべっている事もある。
私はまた、「どいてー」と猫相手に語りかける。

ところが、ヤツは動く気配を見せない。
仕方なく、私は道幅一杯に避けて通る。

「通れた」

ヤツは寝そべったままである。
避けなくてもいい事を知っていたのか?


サスケは他の近所の人達からも名前を呼ばれ、可愛がられている。

そんなに歳をとっていなそう(たぶん)な猫であるが、実はこの辺の「主」なのかもしれない。