イスラエルでの暮らし

イスラエルでの暮らしなど、紹介します。そして今現在の生活で感じたことなど

シートベルトを考察した

2007年07月12日 22時02分32秒 | Weblog
今日、ふと思ったのですが、シートベルトの着用義務
に関する法律は、一歩進んだ法律といえますよね。
どうでしょう?

本来法律というものは他者との利害関係を調整することを
第一義的な存在意義としていますよね。(と僕は思っている)

しかし、シートベルト着用に関しては、
その他者がいないと思うのです。

つまり利害関係が成立していないにもかかわらず、
法律が成り立っている。

こんな法律はほかにあるのでしょうか。

民法にしろ、刑法にしろ、商法にしろ、訴訟法にしろ、

さらには国際法にしろ、それらは全て利害の調整に
存在しているものでしょ。

さらには国家の基本法たる憲法にしても

やはり、利害関係の調整という性質を持っていますよね。

そしてあらゆる法律は、利害のないところでは発動しない。

はずだとおもうです。

しかし、

このシートベルト着用に関しては

他者との利害ではなく、

自己の生命を守らせるためことにその存在意義があるのです。

助手席や、後部座席に対する着用義務なら

利害が生じるので、着用義務の法律があっても良いでしょう。

それで僕は、このシートベルト着用の義務に関する法律を

積極国家的おせっかい法律と位置づけることにしました。

なんだか書いているうちにどうでも良いような気がしてきた。

実際どうでもいいんだけどね。


話は変わりますが、

ようやく内田樹の本を買いました。

「下流志向」

彼の危険な仮説には心底うなりました。

頭の中でもう少し整理できたら、僕なりの感想を

書いてみようと思っています。

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1 コメント

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自殺も (じゅん)
2007-07-15 09:54:48
自殺も法律で禁止できれば減るかも。死んでしまえば罰することはできないか…。
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