クラス委員長が危ない

聞くところによると、今小学校ではクラス委員長という
位置を設けないところがあると言うことです。

これはどうやら平等観念が行き過ぎ、機会の平等ではなく、
結果の平等に偏ってしまった結果起きた事態のようです。

このようなことを聞くたびに

いったい現場の先生方は何を目指しているのかと
一保護者としてものすごく不安になります。

結果の平等など社会主義の国家でさえ稀有なことでしょう。
誰もが努力をしたら努力したなりの結果を得たいはずです。

努力した人も怠けた人も同じ結果を得ることができるのであるならば
多くの人は努力をしなくなると思います。

そのようなことが小学校のような人格の基礎を作っていく場で
行われているとしたら、それは考えるだけで恐ろしい。

実質的な機械の平等は与えられてしかるべきですが、
結果の平等に凝り固まってしまっては、
そこから生まれるのは怠惰と衰退しかないと思います。

みんながなれるものではないから廃止してしまうと言うのは
なんとも浅はかな行為に思えてなりません。

なりません。なりませんったらなりません。

以上