イスラエルでの暮らし

イスラエルでの暮らしなど、紹介します。そして今現在の生活で感じたことなど

スルメを見てイカがわかるか!を読んでいます

2010年03月13日 17時29分24秒 | Weblog
こんにちは、

久しぶりに昼寝をしたものです。たっぷり二時間。

昼寝をすると夜中に眠れないのはどういうわけだ、

と井上さんが歌っておりましたが、

あれは本当です。確認済みです。

さて、僕は今「するめを見てイカがわかるか」という本を読んでいます。

これは養老さんと茂木さんという方の対話を文字に起こして

それを編集しなおし、本にしたものと思われます。

面白いけど、ちょっとややこしい。

読んでいると、僕には理解不能な文章でも、

彼らにはきちんと意思の疎通が図られ、

会話が成立していることに、差を見せ付けられた思いがします。

普段私たちが語る言葉の中に、彼らの使うボキャブラリーは含まれていない、

と私は思います。

少なくともおばちゃんたちの会話には含まれていません。

含まれているとかえって変です。

今読んでいるこの本であれ、少し前に読んでいた内田さんの本であれ、

とにかく言いたいことは人間とはなんぞやと言う事であり、

人間の日々の所作に潜む原義の解明なのですけれど、

そういうことを言い表すために、なんだかとても大変な言い回しと、

聴きなれない言葉を並べ立てなければならないというわけなのです。

だから読んでいてとてもややこしいのです。

しかし、彼らはお互いの言葉を理解し、

淀みなく会話を楽しんでいるようなのです。

こういう本を読むたびに自分の教養のなさを思い知らされます。

でも、なぜだか自分にとってちょっと難しいくらいの本って

読みきってやろう、

理解してやろうという思いがメラメラと沸いてくるんですよね。

因みにこの本も「心と言葉」を多く取り扱ったものです。


それから、日本辺境論はまだ整理しておりません。