イスラエルでの暮らし

イスラエルでの暮らしなど、紹介します。そして今現在の生活で感じたことなど

共産党はえらいと思っていた。

2006年07月25日 20時31分26秒 | Weblog
小学生の頃、子供ながらに共産党はいいことを言うなあ、と思った。

三年生のときだったか、四年生のときだったか、その辺の記憶は曖昧なのだが、確か、政見放送のひとコマだったと記憶している。

平和を訴え、貧富をなくし、住みよい社会をつくるというような事を言っていた。

まだ純真であった子供心に、その訴えは、実にまともで、また、応援したくなるようなものであった。

それから中学、高校と共産党に対する思いは変わることが無かった。以前、「すばらしい政党だ」と言うのが僕の共産党に対する価値観であった。

大学のとき立花隆が著した共産党に関する書物を読んだ。題名は「共産党研究」であったか、そのものずばり、「共産党」であったか、今ではもうさだかではない。

その本を読み終えたとき、その瞬間、僕の共産党に対するイメージは百八十度変わってしまった。
そこには、本来共産党は、世に言う革マルや、中核と言われる極左集団となんら変わりがないこと、その昔、革マルなどと同じように武力闘争に明け暮れていたこと、そして日本赤軍と同じように粛清を行い、血で血を洗うようなことをしていた事などが赤裸々につづられていたのだ。

今現在の共産党も僕の子供の頃と言うことは変わらない。平和、貧富の無い社会、戦争反対、、、、、、。

いいことを言っている。

しかし本質は変わらない。
彼らの目指すところは日本赤化。
中国に媚を売り、いずれは日本も文化大革命のような革命を成功させたい、と言うのが彼らの目指すところだ。

言論弾圧、武力による統治、粛清、粛清、粛清、粛清。
文化革命において毛沢東が何をしたのか、どれほどおぞましい粛清が繰り返されたのか、僕たちは知らなければならない。

歴史を軽んじてはならない。
過去にこそ未来につなげるものがある。

もちろん、今は、共産党の応援など、有り得ないことです。

それと、立花隆のあの本はどこに行けば手に入るのだろう。