日本男道記

ある日本男子の生き様

司馬遼太郎の碑

2006年03月24日 | a la carte
山口市出張の序に友人に国宝「瑠璃光寺五重塔」を案内してもらった。

司馬遼太郎氏も、『街道をゆく 長州路』の取材でここをを訪れ、この五重塔を見て感動されたようで、次の一文を書き残されている。
現在、それが五重塔のふもとの碑に刻まれている。

「碑文」
 長州は、いい塔をもっている
 と、惚れぼれするおもいであった。
 長州人の優しさというものは、山口に八街九陌をつくった大内弘世や、ザビエル を保護した義隆などの大内文化を知らねばわからないような気もする。

文中の八街九陌(ハチガイキュウハク)の意味は道路が八方に通じる街と九方に通ずる「陌」のある繁華な所。繁華な都会の形容。「陌」は市中の道のこと。

大内文化のまちづくり協議会(福田礼輔会長)が、募金や市の助成で00年8月に建立。フランシスコ・ザビエルの山口来訪から450年と、大内義隆(1507~51)の没後450年を記念したとのこと。

所在地 山口県山口市香山町7-1  位置図

瑠璃光寺五重塔について

雨にけむる瑠璃光寺五重塔 
<写真撮影:2006.03.18>





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2 コメント

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おはようございます。 (nakamura)
2006-03-24 08:10:30
瑠璃光寺五重塔は、天気の良い日や明るいときより、朝靄、夕景に良いのかも知れませんね・・・。味と深みがありそうです。

歴史に造詣の深い司馬遼太郎ゆえに、見る世界も深いのかも・・・です。
Re:おはようございます。 (日本男道記 )
2006-03-24 21:01:15
今晩は!

コメントありがとうございます。



今日は単身赴任先の広島から二週間ぶりに家に帰って来ました。



瑠璃光寺五重塔、機会があれば是非お訪ね下さい。

近くに湯田温泉もありますし。

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