先週の日・月曜日に、毎年一泊旅行でやっている郷里の小・中学校の関東在住者による同級会が箱根湯本でありました。
新宿からロマンスカーで遅い昼ごはんを食べながら早速のビールで乾杯です。
宿に着いて、ひとっ風呂を浴びてからの宴会は、いっぺんに若返って気のおけない仲間内の歌あり踊りありの大演芸会でした。
何年ぶりかの参加で最初は少々引いて見ていましたが、そのうち誘われるがままに何曲か歌いました。でも、芸達者の皆さんにはとても太刀打ちの出来るものでは有りませんでした。
翌朝、8時からの朝食をみんなで食べて、来年の古希を祝う同級会への参加を約して、皆さんとはお別れしました。
*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*
今回、箱根行きのもうひとつの目的が“箱根旧街道を歩いて見たい”でした。
♪箱根の山は、天下の嶮(けん)
函谷關(かんこくかん)も ものならず
萬丈(ばんじょう)の山、千仞(せんじん)の谷
前に聳(そび)え、後方(しりへ)にささふ
雲は山を巡り、霧は谷を閉ざす
昼猶闇(ひるなほくら)き杉の並木♪
と、詠われるように登りはかなりきつそう!
ということで、湯本から元箱根までバスで行き、逆に下りを歩こうと計画しました。
芦ノ湖畔の船乗り場で旧街道への登り口を教えて頂き、地図を頂戴しました。
曹洞宗瑞龍山興福院の山門前を横切って案内表示に従って階段を上るとすぐに杉並木の旧街道へ出ました。

雨が続くと膝までもぐるほどのぬかるむ道だったそうで、当初はハコネダケという細竹を毎年敷いていたそうですが、費用も労力もかかるので石だたみを敷き詰めたのだそうです
でも、早速の上りです。不揃いな石だたみは滑りやすく歩きづらいので、ふらつきます。

途中、旧道から少し入って、お玉観音にお参りしたり、展望広場から二子山やロープウェイ山頂駅のある駒ヶ岳を眺めたりして、やっと昨夜の酒が抜けました。

一時間かかって「甘酒茶屋」に着きました。
この間、すれ違い会ったのは3組7人だけでしたけど、茶屋の中や周りには沢山の人たちが・・・甘酒を飲んだり、餅などを食べていました。バスや車の人たちです。
話のタネに甘酒を注文、熱いので飲み干すのに30分もかかりました。

このあたりは標高700m、車道とはいえ、あのきつい坂道を自転車で登ってきたのにはびっくりしました。
しかも若い女性が、しかも一人で、しかもかなりのベッピンさん・・・
石だたみの石は苔むしていて、うっかり乗ろうものならスッテンコロリンです。
何度も転びそうになりましたが、なんとか運動神経で躱(かわ)しました。

当時の旅人は一日10里(40km)を歩いたそうですが、箱根地域は8里にペースダウンしちゃうそうです。
「東海道名所日記」には「橿(かし)の木坂」は「けわしきこと道中一番の難所なり。橿の木の坂を越ゆれば苦しくて団栗(とんぐり)ほどの涙こぼる」と書かれていると看板にありました。

道端の花や、まだ早い紅葉を眺めながら、甘酒茶屋から一時間かかって畑宿の一里塚に着きました。

台風が去ったばかりの「須雲川自然探勝道」は須雲川の水量も多く、崖から流れ出る谷川の水が横切る道を越流してたりと危険と隣り合わせでした。

湯本の「玉簾の滝」到着です。

*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*
畑宿にあった看板には、
湯本←5.0km90分→畑宿←2.5km60分→甘酒茶屋←1.8km30分→元箱根
とありましたが、雲助か修験者でもない限り、上りでは相当の健脚でも到底無理だと思います。

ちなみに、途中横道に入ったり、茶屋で30分休んだり、写真を撮り々々しましたが、下りで5時間もかかりましたよ・・・
でも、箱根は国際観光地ですね!
道案内の看板には“Old Tokaido Highway”とありました。
22500歩、5時間歩いた自分へのご褒美に、「そば茶屋・はつ花」で、天ざると生ジョッキを頂きました。
【当日は大丈夫だったのですが、翌日から3日ほどフクラハぎ痛で歩行に苦労しました】
新宿からロマンスカーで遅い昼ごはんを食べながら早速のビールで乾杯です。
宿に着いて、ひとっ風呂を浴びてからの宴会は、いっぺんに若返って気のおけない仲間内の歌あり踊りありの大演芸会でした。
何年ぶりかの参加で最初は少々引いて見ていましたが、そのうち誘われるがままに何曲か歌いました。でも、芸達者の皆さんにはとても太刀打ちの出来るものでは有りませんでした。
翌朝、8時からの朝食をみんなで食べて、来年の古希を祝う同級会への参加を約して、皆さんとはお別れしました。
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今回、箱根行きのもうひとつの目的が“箱根旧街道を歩いて見たい”でした。
♪箱根の山は、天下の嶮(けん)
函谷關(かんこくかん)も ものならず
萬丈(ばんじょう)の山、千仞(せんじん)の谷
前に聳(そび)え、後方(しりへ)にささふ
雲は山を巡り、霧は谷を閉ざす
昼猶闇(ひるなほくら)き杉の並木♪
と、詠われるように登りはかなりきつそう!
ということで、湯本から元箱根までバスで行き、逆に下りを歩こうと計画しました。
芦ノ湖畔の船乗り場で旧街道への登り口を教えて頂き、地図を頂戴しました。
曹洞宗瑞龍山興福院の山門前を横切って案内表示に従って階段を上るとすぐに杉並木の旧街道へ出ました。

雨が続くと膝までもぐるほどのぬかるむ道だったそうで、当初はハコネダケという細竹を毎年敷いていたそうですが、費用も労力もかかるので石だたみを敷き詰めたのだそうです
でも、早速の上りです。不揃いな石だたみは滑りやすく歩きづらいので、ふらつきます。

途中、旧道から少し入って、お玉観音にお参りしたり、展望広場から二子山やロープウェイ山頂駅のある駒ヶ岳を眺めたりして、やっと昨夜の酒が抜けました。

一時間かかって「甘酒茶屋」に着きました。
この間、すれ違い会ったのは3組7人だけでしたけど、茶屋の中や周りには沢山の人たちが・・・甘酒を飲んだり、餅などを食べていました。バスや車の人たちです。
話のタネに甘酒を注文、熱いので飲み干すのに30分もかかりました。

このあたりは標高700m、車道とはいえ、あのきつい坂道を自転車で登ってきたのにはびっくりしました。
しかも若い女性が、しかも一人で、しかもかなりのベッピンさん・・・
石だたみの石は苔むしていて、うっかり乗ろうものならスッテンコロリンです。
何度も転びそうになりましたが、なんとか運動神経で躱(かわ)しました。

当時の旅人は一日10里(40km)を歩いたそうですが、箱根地域は8里にペースダウンしちゃうそうです。
「東海道名所日記」には「橿(かし)の木坂」は「けわしきこと道中一番の難所なり。橿の木の坂を越ゆれば苦しくて団栗(とんぐり)ほどの涙こぼる」と書かれていると看板にありました。

道端の花や、まだ早い紅葉を眺めながら、甘酒茶屋から一時間かかって畑宿の一里塚に着きました。

台風が去ったばかりの「須雲川自然探勝道」は須雲川の水量も多く、崖から流れ出る谷川の水が横切る道を越流してたりと危険と隣り合わせでした。

湯本の「玉簾の滝」到着です。

*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*
畑宿にあった看板には、
湯本←5.0km90分→畑宿←2.5km60分→甘酒茶屋←1.8km30分→元箱根
とありましたが、雲助か修験者でもない限り、上りでは相当の健脚でも到底無理だと思います。

ちなみに、途中横道に入ったり、茶屋で30分休んだり、写真を撮り々々しましたが、下りで5時間もかかりましたよ・・・
でも、箱根は国際観光地ですね!
道案内の看板には“Old Tokaido Highway”とありました。
22500歩、5時間歩いた自分へのご褒美に、「そば茶屋・はつ花」で、天ざると生ジョッキを頂きました。
【当日は大丈夫だったのですが、翌日から3日ほどフクラハぎ痛で歩行に苦労しました】
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