俺はワルポンだっ!

ちょいワルおやじを卒業したワルポンの斜め下から見た現代社会

『鳩ノ巣渓谷』

2010-12-02 21:04:24 | Weblog

昨日は“紅葉を撮ろう”と「写真倶楽部」の面々で、奥多摩町の「鳩ノ巣渓谷」へ行って来ました。

前々日までの半井小絵さんの天気予報では曇りでしたので、また雨かと覚悟していたのですが、風も無く、正にインデアンサマーの「絶好の撮影日和」の一日でした。

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JR青梅線の終点・奥多摩駅の一つ手前の白丸駅で下車、かなり高い崖の上から急な階段を、一歩一歩気を付けながら、膝が笑うのをこらえて、やっとこさで車が猛スピードで走る大きな道路に下りました。

青梅街道です。
右折し、200mほど進んで左折すると、数馬峡橋。
足がすくむほど深い谷です。

さすがに師走ですから紅葉には少し遅すぎたみたいで、そこら一面に枯葉が降り積もっていました。
晩秋の趣です。


数馬峡橋の上で、「是非お立ち寄り下さい」と、愛想のいい女性に出会いました。
橋を渡り切って右折した所にある食事処「森のカフェ アース・ガーデン」の女将さんでした。

気の良い誘いに乗って、少し早いお昼を取ることにしました。
奥多摩じゃ蕎麦だろうと思いましたが、「小麦の蕎麦」と聞いて、「それじゃ“うどん”だろう」と思って、「大丹波(おおたば)のマスのフライ」にしました。
「わさびピクルスのタルタルソース」が合うあっさり味のマスフライが楽しめました。

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白丸駅で下車したのは渓谷を登るよりも下りの方が楽だろうと云う世話役の思いやりの行程でした。
白丸湖沿いの渓谷は青い湖面に無数の落ち葉が浮いていました。

湖面に映える「いろは紅葉」が輝いていました。


渓谷の両岸は固い岩壁が切り立ち、圧倒される巨岩、巨石がごろごろ重なって、山道は登ったり下ったり・・・
この日のためにキャラバンシューズを新調した甲斐がありました。


ところが、がけ崩れ工事のため白丸ダム堰堤の手前200mで通行止めの柵が・・・
強行突破できるかどうかを探るためダムの堰堤まで斥候を出したところ、忍者であれば何んとか通れる様子・・・
ところが、肉体的に忍者はとても無理と判断されるメンバーがいたので引き返しました。

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車通りの激しい青梅街道まで戻り、谷底を臨む路肩を歩き下りました。

えっ! 猿が、がけ下から今にも駆け上がってきそうに身構えて、こちらを睨んでいます。

そういえば、“熊にご注意”の立て看板もありました。
都下でありながら、奥多摩は自然に溢れているのです。

さすが、「秩父多摩甲斐国立公園」です。
晩秋の夕陽を浴びた紅葉の輝きは本当にきれいでした。