俺はワルポンだっ!

ちょいワルおやじを卒業したワルポンの斜め下から見た現代社会

『木曽路・お茶壷道中』

2009-11-23 20:29:10 | Weblog
《毎年開催されている奈良井宿一番の大きな祭「奈良井宿場祭」は、6月第1金・土・日に行われます。江戸時代、京都宇治から徳川家へ献上されるお茶が中仙道を行列しました。この格式高い行列を「お茶壷道中」と言います。奈良井宿場あげての盛大なお祭です。》(奈良井宿観光協会のネット・「奈良井宿場祭」より抜粋)    


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お茶壷道中の行列は日曜日のみ、とのこと。

新茶の入った大きな茶壷を大名駕籠のような立派な駕籠に載せ、「下に~ぃっ、下にぃ」の触れ声と共に、宿場内の「長泉寺」から「木曽の大橋」まで練り歩くのだそうです。





江戸時代の「お茶壷道中」は非常に格式が高く、お茶壷様が来ると云うと、庶民は土下座して通り過ぎるのを待たなければならなかったと言うことです。
もし、粗相があると「切り捨てご免」の時代でしたから・・・

大名でさえもお茶壷様が来たら、やり過ごさなければならないし、追い抜くことは許されなかったそうです。

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「ずいずいずっころばし」の童歌をご存知ですか?

     ♪ずいずいずっころばし ごまみそずい
       茶壷に追われて とっぴんしゃん
        抜けたら どんどこしょ
      俵のネズミが 米食ってちゅう
       ちゅうちゅうちゅう
        おっとさんが呼んでもおっかさんが呼んでも行きっこなしよ
      井戸の周りでお茶碗欠いたの誰♪

歌の意味は、「胡麻味噌を擂(す)っていると、茶壷行列が来ると云うので、家の中に入り戸をピシャリと閉めて、行列が抜けるまで隠れていましょ。ネズミが米を食べてチュウチュウ騒いでも、お父さんやお母さんが呼んでも、井戸端で茶碗の割れる音がしても、“切り捨てご免”が恐いから、ジッと隠れていましょ。」だそうです。

それぐらい恐れ多いお茶壷様の行列だったのですね。

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「とっぴんしゃん」で、今、気付いたのですが・・・

ワルポンの幼少の頃、弟や妹が布団に入って寝る前に毎晩のように、おふくろに昔話をせがんでいたものでした。一話終ると、弟たちは「もっと、もっと・・・」の催促です。普通は、2,3話聞くと寝てしまうのですが、日によっては「もっと、もっと・・・」のアンコールが繰り返される日もしばしば・・・

仕方無しに、「これが最後よっ」と、前と同じものだったりする昔話を語り、「・・・だったとサ」で終るや否や「とんからりんのとっぴんしゃん お~しまいっ」と云うおふくろの声が耳の奥に残っています。
それ以上せがむと、「もう寝なさいっ」と怒られるのが常でした。

「とんからりん」の意味は判りませんが、「とっぴんしゃん」は「戸をピシャリ」と閉めましたよ、だから閉店、おしまいと云う意味だったのが、あれから半世紀以上も経った今、良く判りました。

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『木曽路・お茶壷道中』と云うお題が付いているのに何を云いたいのか?
文の構成もなってないし?・・・
文脈も無いし、何が云いたいのか?

と云うご意見ごもっとも、でも

とんからりんのとっぴんしゃん お~しまいっ!