雀ばぁば

おしゃべり雀、孫7人

落葉松 思い出編

2009-10-30 22:35:04 | Weblog
高校の修学旅行は関東だった。

(また、ずいぶん古い話ですが・・・)

その時、風邪が流行って
発熱者が続出。
先生方は看病に追われてヘトヘト。

日光へ向かう朝、
調子の悪そうな者は
みんな、東京の旅館に
置いてけぼり・・・

何故か、私もその1人に・・・




日光から帰ってきた同級生は
皆、口々に

日光は良かった

東照宮は良かった

戦場ヶ原の紅葉がすごく素敵だった



戦場ヶ原の落葉松があまりに綺麗だったとのことで
お土産に“落葉松”の一枝を
私のために持ち帰ってくれたHちゃん
(2009.6.25 ブログ 楽しかったぁ~ に登場する人です)
http://blog.goo.ne.jp/2hime4tarou/e/52f91a66450fbb150cc0cccab5c15a31

落葉松の小枝を包んだちり紙(ティッシュ)を
私の目前で
そ~っと開いてくれた。


ところが・・・・・

せっかくの“落葉松”は

葉が全部落ちて
真ん中に
細い小枝が 一本

化石状態でした


その時のHちゃんのがっかりした顔

どんなに大切に持ち帰ってくれたかが伝わって
ほんわかとした気持ちとともに
今も忘れられません。

その後、
東照宮へは行きましたが
中禅寺湖、華厳の滝、戦場ヶ原へは
まだ行っていません。

何時か、行きたぁ~い

北原白秋  「落葉松」

2009-10-26 22:54:37 | Weblog
昨日、間違った詩を載せたので
訂正がてら
詩文全部 載せちゃいます。

落葉松の林を通り抜けつつ
何度も何度もつぶやいて
やっと思い出した詩でしたが

これは間違ってるなと気になって
帰るとすぐ
パソコンで調べました。

いくつか調べましたが
仮名遣い、読点など
ほんの少しずつ
違っていて

とりあえず、こんなものだろうというところで
載せますので
参考にはしないでね。


    「落葉松」

             北原白秋  
    一
からまつの林を過ぎて、
からまつをしみじみと見き。
からまつはさびしかりけり。
たびゆくはさびしかりけり。

    二
からまつの林を出でて、
からまつの林に入りぬ。
からまつの林に入りて、
また細く道は続けり。

    三
からまつの林の奥も
わが通る道はありけり。
霧雨のかかる道なり。
山風のかよふ道なり。

    四
からまつの林の道は
われのみか、ひともかよひぬ。
ほそぼそと通ふ道なり。
さびさびといそぐ道なり。

    五 
からまつの林を過ぎて、
ゆゑしらず歩みひそめつ。
からまつはさびしかりけり、
からまつとささやきにけり。

    六
からまつの林を出でて、
浅間嶺にけぶり立つ見つ。
浅間嶺にけぶり立つ見つ。
からまつまたそのうへに。

    七
からまつの林の雨は
さびしけどいよよしずけし。
かんこ鳥鳴けるのみなる。
からまつの濡るるのみなる。

    八
世の中よ、あはれなりけり。
常なれどうれしかりけり。
山川に山がはの音、
からまつにからまつのかぜ。





センチメンタルな乙女だった頃
タダの松林で
友達と口ずさんで
ロマンチックな気分に浸った・・・

雀ばぁばにも
そんな時代があったのですよ




落葉松の林を出でて・・・

2009-10-25 22:35:00 | Weblog
二日目のホテルは
同じ系列ではあったが
残念でしたのサービス・・・。

観光シーズン真っ盛りで
バスが8台も泊まったとか。
忙しかった?・・・と雖も
もうちょっと食事が・・・ね。

しょうがないか
安いからね







さて3日目。
上高地でした。

大正池で下車。


2時間半あったので
河童橋目指して歩く。

お天気は今日も申し分なく
昔々好きだった
北原白秋の詩をうろ覚えに
口ずさんで

  白樺の林を出でて
  白樺の林に入りぬ。
  白樺は寂しかりけり
  旅ゆくは寂しかりけり。
  (1番と2番のmixになっています
   全部で8番くらいあります。
   中学のときの記憶をたどって、これだけ思い出すのがやっと・・・)




ハラハラと落葉松が降る中を
写真を撮ったりしながら
杖を頼りに歩きに歩き
“あ~、幸せ~”を
やたら 連発。

昼食に買った“おやき”はハズレだったが
紅葉と梓川を眺めながら食べて

すっかり冷えたので
ホテルでコーヒーを一杯。

河童橋は当然写真に→
どうです!
雲まで芸術的

河童橋、もうちょっと居たかった




集合時間ギリギリにバスまで到着。

あ~ヤレヤレ。
これで旅行もおしまい。

まるで、
人生の贈り物みたいに
素晴らしかった。
こんなに楽しくていいのかな?
何か、起こりそう・・・。

バスが正に動き出そうとしたとき
携帯が鳴った。

“姉が大分悪いらしい”夫からだった。


義姉は関西住まい。
今夜、娘宅に帰って
明日、お見舞いを予定していた。

私は、義姉を頼りにしている。
哀しい気持ちになって
帰りのバスはずっとそのことで
頭がいっぱいだった。


夜8時頃、梅田に着き
皆さんと“さよなら、お元気で”
挨拶。

友人とも、
JRの改札口で さよなら!またね!

JRに乗っていたとき
“身軽すぎる???”

あ~っ
孫へのお土産、
上の棚に入れてたのに

わ・す・れ・た~~~


金沢でも
最後の最後に
お寿司屋さんにコートを忘れて
送ってもらった。


今回、よ~し 完璧。
失敗無し! と思ったのに
   

添乗員さんがあんなに何度も
“お忘れ物”注意と言ってたのに
    


因みに、
友人Nはホテルの部屋のキーで
二晩とも
フロントのお世話になったようで・・・

Nさん、これに懲りずに
また、よろしくね~


2泊3日 秋の旅

2009-10-23 20:54:00 | Weblog
散々遊んだ後で
毎日仕事に行かなければならぬ嵌めになって・・・

う~ん、ヤッパリ きびし・・・




さて、旅のお話は
立山黒部アルペンルートへ。

天気は上々だが
黒部峡谷の紅葉はまだで
トロッコ列車はけっこう寒かった。

第1日目は砺波泊。
夕食は→
刺身、かに、
ホタルイカ(写真中央の黒い物)
富山のコシヒカリ
美味しかった。

夕食の時

“今、雨が降っていますが
立山は雪だそうです。
明日の天気は大丈夫です。
紅葉は大観峰がきれいだそうですよ”

ホテルの方が発表。

一同、わぁ~っと期待の拍手 

サービス精神  だった。


2泊3日バス旅行38,900円で
この食事なら お得
友人と二人で ニンマリ


二日目、
メインのアルペンルート。

立山駅から高原バス。
進むに連れて冠雪の山々が見え隠れ。
紅葉もチラホラ。

カメラを構えるが
バスはドンドン走るので
上手く撮れない。

しかし室堂に着いてみたら・・・

みくりが池に映る立山
私が携帯で撮ったのよっ 

こんな所で弁当食べて
ゆっくり散策  
グルッと見回しても
雲一つないお天気 

深呼吸 深呼吸 マイナスイオンを一杯吸って
最高の気分


大観峰から黒部平へ降りる
ロープウェイからの紅葉が
一番だった

第4黒部ダムの観光放水は その日が最終日。

何もかも上手くいって
夢のような一日。

長くなるので、今日はここまで

明日も、仕事でござんすから



孫からの プレゼント

2009-10-19 22:14:28 | Weblog
娘の家の門を開けたら
中から
“ばぁばだぁ~”  声がして
玄関にドタドタと二人の孫が!


いきなり手渡されたのが コレ→
お手紙 and ?(お手製の手芸品)

針目、アップ→

右側、ばぁばです。 若い

幼稚園に入園が決まって
袋物をせっせと縫った娘。
側で二人の子が
自分たちも縫いたいと・・・。

それで、
小さな針箱を持たせて
フエルトを縫わせているらしい

ボタン付け?が得意???


貰ったばぁばは
有り難~く持って帰りましたが
これ、どうする?



心配した運動会の天気も上々。

かけっこも ボール運びも ダンスも
前日まで不調だったという玉入れも
上手くいって
何とか無事に終わりました。


5泊したうちの二晩を
6号ちゃんと寝ましたが・・・

一晩中、運動会をする子で
私は、眠れず・・・

お風呂は、ほとんど毎日
二人を入れて
フウ~・・・

髪を整えるときが必要だが
何故かすぐに所定の場所から消える。

何故?

娘に言わせれば
6・7号ちゃんは “ばぁば教”だから


“ばぁばが使った物は何でも興味があるのよ。
すぐに真似してるでぇ”

はおもちゃの中から現れる・・・




近くの公園へ行ったとき

砂場で遊ぶ孫達の近くのベンチで
ウトウトしてたら

後から来た母親に
“ばぁばね、眠ってたよ”と
ちくられてしまったわぁ

フフフ・・


成長著しい孫達との5日間、
楽しく疲れました



さて14日、天気は上々
朝7時に娘宅を出て
旅の始まり始まり~・・・

大阪の皆様、ありがとう!

2009-10-17 22:58:03 | Weblog
今日、帰ってきました。

孫の運動会も 
旅行も
晴れ 晴れ 晴れ

色んな事がありましたが
取り敢えず、
名前は分からないけど
御礼を言いたい方々が…




実は今日、
JR大阪駅構内で
とても親切な方に巡り会って 感激

しかも、二度も




大丸に行きたかったのに分からなくて
すぐ側にいた女性に尋ねたら
わざわざ14~5m位移動して
教えて下さった。 ありがとう



義姉の為にパジャマを買って
お見舞いに行き
その後、リムジンバスで伊丹へ…と予定していた。

飛行機は予約無しで
当日シルバー… 安いのだゎ



全く分からない所を
あちこち移動しなければならぬので
バス乗り場と時間を確認したいと思い

バス乗り場は何所かいな?と
上目でキョロキョロしていたら


“どちらへ行かれたいのですか?”

すぐ横に立っていた女性が
いきなり聞いてきた。

“伊丹空港行きリムジンバスの乗り場は何所でしょう?”

“あちらを・・・”と言いかけて
“今、時間があるからご案内しましょう”

誰かと待ち合わせらしかったが
私の足が良くないのを見て取って
阪急ホテル側に行きかけて
段差の少ない丸ビル側に方向変換。

彼女は
“自分も旅行好きで
知らないところで場所が分からないとイヤなので
出来るだけ人にも教えている”とのこと。

はじめは、
あまりの親切さに
多少たじろいだ私だが
彼女の屈託なさに安心。

“今すぐ行きたいのではなく
時間と場所を確認したい”事情を話したら


何とケータイで
時間を調べてくれるという。

取り敢えず場所も確認しておいた方がよいと
表まで案内して下さったら
外はジャジャ降りの雨


昨日まで、あんなに晴れたのに!


丸ビルの位置を教えて貰って
ケータイで時間も調べて貰って
阪急側の時間まで教えて貰って
料金や所要時間まで・・・

今後の為にも
とても有り難かった。 感謝 感謝
ありがとう



タクシーも親切だったし
丸ビルの方も親切だったし



ホント、今回の旅行は
天気も人も
言うこと無し


孫の運動会も
晴れて、
インフルエンザの影響も逃れて
言うこと無し。


言うことが一つ
有るのだけれど
それはまた、この次に 




運動会

2009-10-08 21:42:43 | Weblog
孫の運動会を見に
尼崎へ行ってきます  


運動会は
ほとんど言い訳で
“息抜き”が本音  



それでも、
“ばぁば、ビデオ掛かりね”と娘に言われてるし

孫6・7号ちゃんが
“ばぁばといっしょに 寝る”と言ってるそうで

当然、お風呂も“ばぁばと 入る”となるだろうし

かなりの覚悟が必要・・・



3~4日居て
その後、友人と2泊3日で旅行予定。

黒部峡谷から上高地へ抜けるコース。
紅葉が楽しみです。


では、行って参りま~す。


電線に 犬?

2009-10-01 21:07:20 | Weblog
何なんだ? と思われるでしょ?

今日の午後、
義母が何やら言いながらやって来た。

大変、大変!A子さん
電線に犬が居るの



エッ? 何? 何処に犬?

電線にね、犬が居るの。

どこの電線?

義母は、玄関から外に出ようとしたので
私もついて出た。

車庫の屋根ですぐには電線が見えない。
道路まで出て

どこの電線?
何も居ないよ。  


アラ、変ねえ、あそこに居たのよ。

指さす先に電線はあるが
電柱も碍子もないタダの電線・・・


どこから見えたの?

二階のベッドに横たわっていたら見えたとのこと。
“変ねえ”と繰り返す。


ベッドと電線の距離は数メートル。


どのくらいの大きさの犬?

“このくらい”
両手の平に乗る

おばあさん、
犬が空から降ってくる訳ないし、
あんな所へ上がれないよ。
鳥じゃなかったの?

そうかしら?
変ねえ。
私、どうかしてるね。

犬は、居ないことを納得してくれたので

ホッ





こんな面白い話
黙ってられないので
皆さんにも お披露目だワンッ





セピア色の写真

2009-10-01 20:06:37 | Weblog
初彼岸で帰省したとき

弟が
古い写真を出しているので
要るのがあったら持ち帰れと言ってくれた。
残ったのは、処分する由。

家は、母が亡くなってからは無人。
弟は、近くに店舗兼住まいを構えている。

みんなで、アレコレ言いながら
母のいない家で
古い写真を眺めて結構楽しい時間だった。

父や母の若い頃のもの、
私たちの子供の頃のもの、
何かの集まりで親戚一同が写っているもの、
旅行の時のや老いてからのスナップ写真・・・

沢山あったがキリがないので
昔、自分が貼ったアルバム4冊と
あと少しだけ貰ってきた。


弟は、昭和20年生まれ。
ちょうど、何もない時代で
当然、子供の頃の写真も少ない。

孫が3人いて、
真ん中の孫が弟に似ているとかで可愛いらしい。

皆が似てると言うけれど、
幼少時の写真が無くて自分では確認できない。
古い写真の中から自分のを探したらしいが無かった?



長女の私に持っていないかと尋ねた。

以前、母が存命の頃持ち帰っていた
表紙も取れて崩れそうなアルバムに
弟の写っているのが5枚もあった。


覚えたばかりのスキャンで
セピア色の写真をアルバムに貼ったまま取り込んで
編集機能で切り取り
メールで送ってやった。

今は、温厚な弟だが
“あのころのあなたは腕白で
大きな商売用の5玉のソロバンを持って
私たちを追いかけていたよ”
と、言ってやったら

“写真、ありがとう。
ソロバンのことは55年も前のことで
時効にして!”と
言ってきた。


フフフ、
ちょっと言ってみたかっただけよ~