雀ばぁば

おしゃべり雀、孫7人

ウィーン 最終日 続き

2014-11-09 21:12:10 | Weblog
ちょっと疲れて 美術史博物館を後にする。

王宮を通り抜けて シュテファン寺院を目指す。

旅の本には、寺院とか大聖堂とか表示が様々だが
日本のお寺のようにアレコレ有るわけではなさそうだった。

目指すは、塔の上。
向かって右側は完成された塔、階段で上る。
左側は未完成で高さが足りないが エレベーター付き。

私たちは迷わずエレベーター付きを選んだが・・・
入り口が分からず、シュテファン寺院を結局一周した。
後から分かったが、小さな扉が外側にあって 表示無し。

このエレベーターは5人も乗れば いっぱい。
運転者が同乗してギシギシと上がる。
内側は革張りでかなりの年代物であった。

エレベーターを下りたら結構スリル満点だった。








いよいよ、最終行程。

クアサロンのコンサートへ。
お食事はクアサロンの一角のレストラン。
食事が出てくるまで時間が掛かったが
ボーイさん?がお料理を肩のところに持って
一斉に運んできた。
まるで、映画みたい!

コーヒーを頼んだら食前に出てきたり
日本のコーヒーとは別物だったり
戸惑いもあったが、良い経験だった。

コンサートはA席だったが
最前列VIP席のすぐ後ろ、中央で ラッキー
演奏はもちろん、歌、踊り、歌劇的なのもあり
2時間はあっという間に過ぎ去った。
夢のような時間だった。
服装は堅苦しくなかった。特にVIP席の人はラフだった。


翌日、帰国の途に。
ウィーン空港で手荷物検査を受けたとき
キンコン音が鳴ってしまった。
初めてのことだったが、簡単な身体検査を受けた。
そして、
日本円を首に掛けた袋に入れ、お腹のところに入れていたら 出せと言われた。
紐が見えたためだった。

私が紐を引っ張って取り出すときに
手に持っていたパスポートとチケットを係員が取ったらしい。
続いて
片足ずつ検査を受けて、行ってよろしいと言われた。
手荷物を受け取って、待っていた仲間の所に行ったら
みんな音が鳴ったとか。
そこで 袋をもらってない! ハッと気付く。
係員にゼスチュアで示したら
分かっていた様子でサッと出してくれた。
パスポートとチケットもいっしょだった。
それを見て、一瞬血の気が引く思いがした 
検査を受けたことは当然だが
旅行者に取って大切な物を取り上げたまま知らん顔は許せない。

楽しかった旅行が台無しになるところだったではないか
外国の恐ろしさを垣間見た。

対照的に、成田では
荷物預けの秤から検査を受ける台まで2mほどだが
本当は私が運ぶところを係りの男性が
重そうだからと運んでくださった。

あ~~~日本は 良い国、おもてなしの国です  
つくづく そう 思った。


ウィーン 最終日

2014-11-08 07:24:52 | Weblog
ホテル近くのこの駅から始まった。

恐る恐る電車に乗る。
教えられた通り、チケットに日付刻印をする。
コレをしないと、チケットを持っていても無賃乗車になる由。

まず、美術史博物館へ。
道端の柵も芸術的




美術史博物館の入口。

65歳以上はシニア割が有り、パスポートを出した友人に続いたため
私は一見でOKだった

美術史博物館にある素晴らしい美術品。



この像は、ナポレオンが注文したが、出来上がった頃には
支払う力がなくなっていて
ハプスブルグ家が支払ったとか。
出来映えが思いがけず良かったので
博物館入り口正面の2階へ上がる踊り場にデ~ンと据えてある。

建物そのものが美術品、すごい所。
館内のレストラン。
円形の右上の辺りで食事した。


その1階上。半円のベランダからレストランを撮った。



名画も沢山あって、ガラスケースは無く、フラッシュなしのカメラ OK。
宗教画が多かったので、Tさん 曰く。
“昔の人は みんな裸で暮らしとった?”


ガラスケースの中の博物館の至宝たち。

塩壺

     
     河馬。小さくて、探すのに苦労。尋ねても、なかなか見つけられなかった。
     もう少し緑色です。


何か分からないけど、きれいだった。

キンキラキンがいっぱい有りすぎて
ほんの一部しか見れなかった。とにかく 広~い


こんな石柱が数本あった。
そのうちの2本は一つの石で出来ていて 献上品として船で運ばれた由。

見切れない・・・、語りきれない・・・。

4時間居たけど・・・。