Ｋじいさん

通勤途中に広がる田んぼに
Ｋじいさんの田んぼがあちこちにある。

調べた訳ではないが
彼は元気なときはいつも
田んぼで作業してきたから
何所が彼のものか　自然に分かった。

歳は、９０を越えていると思う。

９０度に曲がった身体でひどいがに股、
しかし自転車に乗ると
極　普通の人に見える。

今日も、自転車でスイスイと
田んぼを見回っていた。

今年は、元気なんだわ！



数年前まで、彼が元気なときは
その田んぼは何所よりも見事に手入れされ
黄金の実りをもたらしていた。

畦の草も
じいさんの手に掛かれば
伸び放題ということはまず無かった。

２年ほどの間、姿を見かけなくて
田んぼは見る影もなく荒れた。

田植えはされたが
稲は均等に発育せずマダラで
ソコココに水面が見え、
肥料を撒いている人は
田んぼには入らず
周りの畦からテキトーに振りまいていた。


Ｋじいさんが見たら、嘆くことだろう！
余所事ながら、私はいつもそう感じていた。


昨年、彼は復活して
また、田んぼの見回りを始めたが
自転車に縋るようにして歩いていた。
荒れ果てた田んぼを見ている様子は
何だか痛々しかった。



ところが今年は、
田植えの後
田んぼに入って　
育ちの悪い苗を植え替えている
泥まみれのＫじいさんを目撃。

もう、夕方で、冷える時間なのに
苗の束を持って
まだ田んぼに入ろうとしていた。

無理しないようにと声を掛けたら
“昔はずいぶん無理をしたのに
無理が利かなくなってしまった”と
悲しそうな顔をした。

田んぼに入らずにはいられない心境だったのだろう。
そして、体力の衰えを思い知らされた・・・。

田んぼは変わらず、ひどい状態。

でも、彼は確かに老人力を身につけていて
今では、毎日のように田んぼを見回っている。

父の姿をダブらせながら
その姿を目で追ってしまう私です。

武田双雲×百段階段に因んで

双雲氏の書や言葉は　心の奥底に響くものがある。

「大切な人を犠牲にしてまでやるべきことは一つもない」

３０代半ばでどうしてここまで言い切れるか。


百段階段に隣接する部屋の素晴らしさ、
書の力と言葉に圧倒されるばかり。


この人の倍の年月を生きてきて
まだ、あたふたしている自分が
ここにいる。

詳しいことは　もう　忘れてしまったが・・・。

私たち夫婦の　バトルを
ちょっぴり　ご披露

「金も　女も　悪くはない。」
それまで、神妙な面持ちで見ていた夫、
この言葉を我が意を得たりとばかり読み上げた。


「ただ、それに振り回されてはいけない。」
後続の言葉を、私が読んで
「お父さんは、いつも振り回されるから・・・」

夫「・・・」

（言葉は少し違っているかも・・・。お許しを！）



しょうもない　私たち夫婦　です・・・・・

晴れ女！

東京へ行ってきました。

大雨覚悟で出かけたのに　着いたら雨が止んで傘要らず。
義妹夫婦の招待で　彼らの持ち家の　元　億ションに泊めて貰った。
梅雨の真っ最中というのに　晴れて
お風呂と洗濯大好きの義妹は
久しぶりの東京で、盛大に洗濯！

初日は、ゆっくりして
二日目は、目黒雅叙園に。
耳にしたことはあってもどんなところか
全く知らなかったが
「武田双雲×百段階段」を見て驚いた。
詳しくは、検索してみて下さい。
沢山の方が、詳しく述べられています。


階段に沿って７部屋、それぞれ個性があり
昭和６０年代まで料亭として使われていたそうだ。


「お料理は何所で作っていたんだろう？」私と義妹。

「階段中央の入室禁止の張り紙の有ったところですよ」と、係員。

当時、日本髪に着物姿の仲居さんは
お料理を捧げ持って１００段階段を上下したとか。

給料はスチュワーデス並みで
就職は狭き門だったらしい。

戦争でよく焼け残ったこと！

武田双雲の書は、心打たれるものが多かった。
これについては、日を改めて書いてみたい。



この後、フランス料理をご馳走になった。
とても美味しくて
小食の私も　がんばって・・・がんばりすぎて
あとでひっくり返りそうだったけれど
全部、頂きました。
特に、最後のスイーツが　美味～～～

職場でその話をしたら、
世界中どこでも出かける同僚が
その店の名前を是非知りたいと・・・。

そのうち、聞いときま～す


この日は、最後、土砂降り。
移動はタクシーだったので、平気。


その夜も土砂降り。
明日は、千葉の息子の家の庭でバーベキュー予定。
無理だろう・・・・・と夫と義弟。
アレコレ画策仕掛けたが、
明日のことは、息子に任せた方が良い！
私の一言で　チョン。


さて、翌朝、何とか降らない状況で出発。
各駅停車で座っておしゃべり三昧で
千葉到着。
孫二人が、駅まで出迎えてくれて
息子の家へ。

降らず照らずの爽やかな天気になり
バーベキューも上々に進行。


道路の向こうは広い公園。
隣家の目も気にならぬ庭で
軽井沢みたい！と義妹は気に入ってくれた。


夜は、４人でプラザホテル“菜の花”泊。
朝食９００円付きで支払いは２００００円チョイ。
義妹は思わず「４人分ですよ！？」と念を押した。
食事もよかったし、また、泊まりたい。

この朝も、降らないで歩いて駅まで。
また、各駅停車で新宿行きに。
私たちは両国で降りて東京江戸博物館へ。
義妹夫妻は、午後から法事とのこと。

夕方、無事帰り着いて
空港からのタクシーの運転手さんに聞いたら
今日は当地も降ったり止んだりとのこと。



ところがその夜、
家を揺るがすほどに大雨！
翌朝のニュースに当地も載るほど・・・。

義妹、義弟それぞれに心配して電話をくれた。
嫁からも大丈夫ですか？…と。

全然大丈夫でしたが、
つらつら考えるに
私って、晴れ女？！


昨年１０月、今年１月、４月の旅行中
ほとんど降られなかった。

夫は、旅行の度にひどく降られる。

根拠もないけど、何となく自信が・・・


しかし、仕事帰りは別です。
晴れてるのに、半分帰ってきた所から降り始め
家に着く頃はジャジャ降りです。

ムムムムム・・・

血圧が 低いっ

昨日朝、体重測定後、血圧を測ったら　９９。

服薬時、降圧剤を抜いた。

今朝は、それでも９６。

１ヶ月前に降圧剤を新しいタイプに替えた。
それが効きすぎているようだ。

夏場は大体、血圧が下がるのに
暑くなる時期にこれまでと同じレベルで
処方されたのがまずかった？

ふらつきはしなかったが
何となく意気消沈して
グウタラになったような気がしてたのは
血圧が低かったから？

体重測定は毎朝してたけど
血圧の方はサボってたからなぁ・・・


人には、
お薬が替わっています。
血圧に注意していて下さいって　言ってるのに・・・やな


月曜日は受診日。
ドクターに　言います

インプラント

このところ、気力が　イマイチ　

ブログ　アップも間が開いてしまった。

訪問者が　単数になっちゃて　ちょっと　焦りが・・・。
でも、訪問して下さった方　ありがとうございます　

先ごろ、
歯医者に通っていたが
左奥の臼歯が　グラグラで
抜歯しなければならぬと・・・。

ついては、かくかくしかじかの方法が考えられると
絵を描いて説明を受けた。


５通りの方法があって
その一つが　インプラントだった。

ちょっと興味があったので　尋ねたら
やる気があるなら、早い方がよい。
もう、歯根がかなり傷んでいるので…と
また、説明を受け　その気に・・・。

紹介された歯科医を受診。
診察を受け、丁寧な説明を受けたが、
成功確率５０％とのこと。

不成功なら、材料費のみ負担ということだったので
一応、お願いして
抜歯の日、インプラントの日、その翌日の３日を予約して
辞した。



しかし、
帰宅後　ジラジラ考えるのに

インプラントは感染に弱い、
永遠のものではない。
毎日の歯磨きは時々手抜きするのに大丈夫か？
そうでなくてもいつも口内炎ができるのに、
３～６ヶ月も落ち着くまで
自己メンテナンス出来るか？


母が晩年、部分入れ歯を無くして　騒動。
亡くなる前は、歯が痛いとしきりに訴えた。

義母は、総入れ歯が合わなくて
食事時、痛みを訴えた。

私は今のところ、入れ歯は無い。
グラグラして危ないのは、何本か有るようだ。
彼女たちのようになりたくないが為の治療なのに

年取って、自己メンテが出来なくなったら
結局　同じ・・・ではないか？



１０日ほど　悩んだあげく

や～めた　や～めた

キャンセルを入れ
元の歯科医に予約を入れた。


しかし、まだ、その後遺症を引きずっている。

若い方！　歯は大切ですよ
大事にしてくださいね