雀ばぁば

おしゃべり雀、孫7人

確認は しっかり !

2006-12-19 23:06:56 | Weblog
義母のことを

言えないような事件が…




荷物が届いた。

ハイハイ、

ハンコですね。

ご苦労様!



見たら、

きりたんぽ鍋のセット。

あら!

賞味期限が 今日まで。

開けてみたら

セリまで入っている。

今日、食べなきゃ!

夕べも鍋だったけど

まっ いいか!



毎月、

ゆうパックが届くが、

何を注文したかは

いちいち覚えていない。



思いこみは

恐ろしい。



夕食で

美味しい美味しい!

また、来年も

きりたんぽ鍋を

注文しよう などと

ぬかしながら食べた。



3日後。


息子の嫁の お母様から

電話があって、

きりたんぽ鍋セットを

送ったんだけど

届きましたでしょうか?


賞味期限が ある物だから

期限内に 着くかどうか

気にしておられたようで。


えっ!  あっ!  ゆうパックで…?

イエ、クロネコ便です。 



ス・すみません 

ゆうパックだとばかり…

美味しい 美味しいと

もう、

戴いてしまったんですよ 

本当に 申し訳ありません   









そう言えば、

出かける直前に

受け取って

冷蔵品だったので

急いで開封して

賞味期限を 見て

冷蔵庫に放り込んだ…



どこからかな? と

ちょっとは思ったが

送り状を見ても

よく分からなかった。

ので、頭が ゆうパックに

決め込んだ? 




送り状が

残っていたので 見たら

枠の下の線にくっつくように

送り主の名が 印刷されていた。

文字も小さく

私の目も 悪く

部屋も 暗かった。


とかく、

間違いというものは

二つ・三つ ミスが重なって

起きるものでは あるが

ぼんやりしてては

いけないよ!

確認は しっかりしなければ…

あ~ぁ!! 



聞いて下さい!

2006-12-16 21:15:53 | Weblog
夫が クラス会出席のため
留守をした。

1泊2日だが
義母の 受診日に
当たっていた。

私が 
付きそうことに。

前夜、食事時
明日11時の 予約だから
お願いします と
義母。

はいはい、11時ね。

その30分後
お灸をしに
義母の部屋へ行ったら

明日は、
11時半予約だった。
だから、11時に
タクシーを呼ぶから と
義母。

アラ、そうなの!
じゃあ、11時ね と
私。


ところが、
翌朝、
10時半にあたふたと
義母がやってきて
やっぱり 予約は
11時だった。
今、タクシーが来るから
早く支度して!

当人は
準備万端整っている

けれど、
私は…

だって、夕べ
11時半って言ったじゃないですか?

のんびり屋の私は
いつも
時間ぎりぎりの人。

夫は留守だし
の~んびりに 輪が掛かっている。

やっと、家事を終え
さあ、今から
歯磨き、お化粧…着替え…

もう、そのままでいいよ!
車が来る!

冗談でしょ!
私だって、病院に行けば
誰に会うか 分からない。

本当に11時なの?
もうちょっと早く
言って貰わないと…

何時気が付いたの?

今見たら
11時だった!

超省略、超スピードで
支度して
何とか
タクシーに乗り込んだ。


どうにも、
気持ちが治まらない私。

タクシーの中でも
義母に言った。

間に合いそうで
良かったけど
気をつけてね!

義母は、
(息子)だったら
叱られるところだった!

(私だって大声で怒鳴りたい気分よ)

さんだったら、
時間を知っていたから
私みたいには
ならなかったわ。

次からは、
私も
自分の目で
確かめることにするわ!


5分前に
無事到着。
よかった! よかった!


谷啓の 「美術の壺」という
テレビ番組を見ながら
呼ばれるのを 待つ。




し か し …



30分近く待っても
呼ばれない…

遅い  遅い と
義母は
身体を捩って
診察室の方を
気にしている。

受付に 聞いてみた。

あの…
まだでしょうか?

11時半予約ですので
もうすぐ、お呼びします。

ギェ~! ガチョ~ン!




言う言葉が 無かった。


本物は 違う !!

2006-12-13 10:13:58 | Weblog
遙洋子 著
「東大で 上野千鶴子に ケンカを学ぶ」より引用(無許可です)



【引用文】 本物は違う!!


「ここで、なにを勉強しにきたの?」

 本郷にある研究室で、上野千鶴子教授はまっすぐ私を見ながら聞いた。

 見渡すかぎり本だらけの中に教授はいた。

「議論の構成の枠組みです。」

 私はタレントだ。私は基本的に芸能界というところは娯楽を売る所だと理解して

いる。スキャンダルも娯楽。バラエティからニュースまで。トークショウも

スポーツも。そして涙も怒りも。

 ただそれらには避けてとおれない、議論、があった。

 シリアスな討論会から、バラエティ番組に至るまで、それが、一分であろうが、

一時間であろうが、トークショウという枠に議論はつきものだ。

 意見はふとしたはずみで簡単に対立する。

 そして、その対立した瞬間から、その人となりがあられもなくむき出しになる。

 語り言葉の裏側のメッセージが本番中、痛いほど耳に飛び込んできた。

 「私は皆に好かれたいの」

 「女は黙れ」

 「オレの意見だけが、オレだけが、世界中で一番正しい。」

 「バカなふりしとこ。そのほうが得。」

 「私ってカワイイでしょ。」

 これらのメッセージ性はどんなテーマでも関係なく共通して存在する。脳死を語

ろうが、恋愛を語ろうが。

 議論が白熱すると、私にはこの第二のメッセージが気持ち悪くてしかたがない。

 実は、人は、本来語り合わねばならないテーマではなく、違うところで議論をしているの

ではないか?
議論を左右するのは、論理ではなく、第二のメッセージのほう

が、じつは語っていて、そっちのほうで勝負が決まることが多いのではないか?

 私はことごとくこの議論に勝てなかった。しかたのない負けも、爽やかな負けも

なかった。ただ気持ち悪さだけがいつも残った。しかし、それも個人の問題として

抱え続けて仕事することはできる。

だが、公の場で発言していく仕事である以上、年々感じることはその影響力。

 「ひょっとして、私たちがしゃべってることって私たちだけで完結しているん

じゃなくて、影響力あんの?じゃ、責任あんじゃん。」

 遅まきながら、力と、責任の関係性にも気づいてきた。

 私だけの辛抱が私だけに収まらず、議論が避けてとおれないものなら、この気持

ち悪さの解消は緊急至上命題になった。

 確実に、的確に、瞬時に相手に打ち勝つ方法を私は探していた。

 この、どれが欠けても、番組という制約上、勝負が成り立つどころか、果敢に挑

みかかっても、無様に粉砕していく女性を何度となく見てきた。それは、ああなる

くらいなら戦わない方が、マシ。と思わずにはいられないみじめな構図だった。

 しかし、私の知る限りたった一人、みごとに勝ち続けている女性がいた。

 上野千鶴子だった。

   ……… 中略 ………

 「勝ちたいんです。それも瞬時にとどめをさすやり方で。でなきゃ、すぐ、次の

コーナーか、コマーシャルにいってしまう。」

   ……… 中略 ………

よくある構図を避けるには、一瞬のうちにぐうの音も出ないほどの勝ちが必要とさ

れる。勝つ人の理論を私は教わりたかった。が、意外な答えがかえってきた。

 「相手にとどめを刺しちゃいけません。」

 そのごもっともな御意見に私は多少なりとも、失望を覚えた。それは子供の頃か

らよく母親に言われた「ケンカしちゃいけません」を彷彿させる。

 「なんで?なんでとどめを刺しちゃいけないんですか?」

 「その世界であなたが嫌われ者になる。それは得策じゃない。あなたは、とどめ

を刺すやり方を覚えるのではなく、相手をもてあそぶやり方を覚えて帰りなさ 

い。」

 私は、鳥肌が立った。やっぱ、本物だ、と思った。

    ……… 後略 ………



以下は、私(雀)のことばです。

遙洋子は、斯くして果敢に3年間猛勉強、

誰にも言えず、言っても分かって貰えず、

勉強に関しては孤独だった。

しかし、それが終わる頃 たった一人

いかに大変なことをやってきたかを

理解した人に出会った。



遙洋子に 良かったねと言いたいし、

私自身にも、

この本に出会えて良かったねと言いたい。


(引用文は、出来るだけ正確に写したつもりです。
太字部分は、私が強調のためにつけました。
もし、間違いがあったらごめんなさい。)
 

上野 千鶴子 という 人

2006-12-09 14:55:33 | Weblog
東大の 偉い教授を 指して
人 と言うのも 失礼かな?


かなり前になるが
「アグネスの宝宝」という本が
出版された。

アグネスの 子育てについて
特に 女性から
轟々の非難が出て
それらが
一冊の本になったことがある。


私は、
朝日新聞に 連載中から
好意を持って 読んでいたので
一連の非難については
何かしら
しっくり来なかった。

子供を 
一人の人間として
きちんと 向き合う
アグネスの子育て

また、
ベビーシッターの
子供に対する態度にも
共感を覚えていた。


批判集では
中野翠、林真理子、上野千鶴子など
そうそうたる方々が
論戦を 張っておられた。

林真理子以外は
初めて目にする方だった。

他にも
沢山の方が
意見を言っておられたが
ほとんどが
否定的で
感情的だった。

その中にあって
上野千鶴子は
堂々の
肯定論

どんな方かは
さっぱり分からなかったが
唯一
腑に落ちた。

以来、
その お名前は
私の頭に
しっかり インプット


どんなに すごい方かが 分かったのは
遙洋子の本に出会ってから。

「東大で 上野千鶴子に ケンカを 学ぶ」

遙洋子が
男社会の中で 立ち向かう
力を得るため
遮二無二 勉強した
その 証の一冊。

上野千鶴子は
ジェンダー論の 権威

そう 言われることを
ご本人は
きっと 好まないとは
思うけど…

ジェンダーって
もう一つ よく分からない。
難解だが
なかなか 面白い。


夫という
訳の分からない 人間と
長年暮らして
悔しさに
潰れそうになるが

この本を 読むと
元気になる


昨夜も
ツイ 手にして
読み進み

寝不足に なってしまったわ~