雀ばぁば

おしゃべり雀、孫7人

ベルギー旅行 その4

2012-09-27 19:23:14 | Weblog
ホテルの朝食には ちょっと 閉口した。

パン、チーズ、生またはドライのフルーツ、コーヒー、ジュースがメイン。
それぞれ数種類があるが、
朝は みそ汁とご飯党の私、二日目も全く同じメニューに・・・
おまけに、ちょっと臭いの怪しい生フルーツを 
まあ大丈夫だろうと小さいけれど二切れも食べてしまった。
生野菜の代わりのつもりだったんだけど・・・。


3日目は 南の方へ。

モダーヴ城、デュルビュイ、ディナンを観光。

デュルビュイは谷間の小さな町、
石造りに古い町並みがエキゾチックだったが
オランダの1会社が社員・家族総動員したようなイベントをやっていて
入り口部分は騒々しく車も多くて驚いた。

ここで、昼食を摂った。
日本の皇太子様も食事をされたことのあるレストランとのこと。
昨夜ムール貝のフランスパン包みを 素早く作ってくれた人たちと
また 偶々隣り合わせになった。
食事風景を撮るとき、友人とあわせて一緒に撮って良いか聞いたら
彼女たちは快諾。
ちょっと逆光だったが、スマホに納めた。

美味しい食事が終わる頃、
お腹がちょっと 変?

ディナンは川沿いに街があって
街のすぐ傍から数十メートルの高さの岩肌がそびえ
その上に要塞が有る街だった。
ロープウェイで要塞に上がった。
階段もあったが 無理!

上からの景観は圧巻だった。
その素晴らしさに ビデオを撮り続けたが
何しろ 右から左、左から右と眼下の景色を幅広く撮るので
後からビデオを見たら ううう 目が 回るぅ・・・

そういえば、グランプラスでの撮影も そんな感じでした。
興奮して欲張って撮ってしまうのね

その日の夕食も希望者だけ レストランに案内してもらえたが
腹具合が怪しかったので私たちはキャンセル。

ホテルのすぐ傍のスーパーで夕食を買った。
若い添乗員さんは、結構食べれるもの 売ってますよと言ったが
でも、外国のスーパーって
私たちが食べれそうなもの 無いんだわ

食欲も今ひとつで
結局、パンとプチトマトとジュース、持参していた梅粥で
しょぼい夕食と相成った

朝のフルーツ、うらめしや~






ベルギー旅行 その3

2012-09-19 23:03:36 | Weblog
さて、その夜。
ホテルに帰ったのは7時を過ぎていたが、
外はまだ、日が高かった。

ムール貝がちょうどシーズンで美味しいとのこと。
私は是非 行きたかったが
友人は気分がすぐれぬ・・・と。

彼女につきあうか、一人でも行くか
かなり逡巡したが、行くことにした。

疲れやすい彼女に慣れていたし
無理をさせない方を選択。

ツアーの仲間の中には行かない人もいたので
その人と一緒に近辺で食事をするというので・・・。

添乗員に連れられて
外国で初めての地下鉄に乗る。
切符を買って日付を入れないと入場できないシステム。

車体が低く市内電車くらいのプラットホーム。
これなら、落ちてもすぐに上がれるし
誰かが引っ張るにしても容易い。

車内は箱型ではなく、ソーセージのような感じ。
周りは当然、すべて外国人。
とても緊張した。

レストランに着いたのが8時頃。
20名あまりがのんびりと注文。

“ヨーロッパでは食事をするとき イライラしてはいけないよ”と。

サラダやスープやエビコロッケなどが
あの人この人にパラパラと出てきて
山盛りのムール貝が全員に行き渡ったのは
席に着いてから1時間以上経っていたろうか。
おしゃべりもご馳走のうち、みんないい方で待ち時間も退屈せず・・・

ムール貝は 美味しかった!
二人でひと皿取ったが 食べ切れた人はいないくらいのボリューム。
おなかも一杯になった頃 ふと友人を思った。
“1個か2個 持ち帰って食べさせたいな。”
私のつぶやきを 隣の席の方が
あっという間に実現してくださった。

フランスパンを立て半分に割り
中身を食べてそこへ貝を4個並べて
ハイ できあがり。

帰り着いたら10時半だった。
ホテルでは友人が一眠りしたら気分良くなったらしい。
持ち帰ったムール貝を少し食べた。

“おいしい”と一言。
無理して食べないよう注意したら

“ムール貝は汚い水にすんでいると聞いているから、あまり食べたくなかってん・・・”

・・・・・・・・・



ベルギー旅行 その2

2012-09-15 22:51:12 | Weblog
二日目はアントワープとブルージュへ。

昨年、夏休みに孫達に読んで聞かせた「フランダースの犬」
あのネルロ少年が見たかったルーベンスの絵を
いとも簡単に見てしまった。

でも、あの童話を書いたのはイギリス人で
ベルギーではほとんど知られていない話とか・・・。
可哀想な少年を死なせてしまった話なんか知りたくもないらしい。
しかし作者は、よく調べて書いているので
事実ではないがかなり当時の状況を写しているとのこと。

車のトヨタが慎ましいモニュメントを置いていたが
その文章は、日本語と英語で書かれていて
意味があまり分からないものだった。

よく晴れた空に 教会の塔がそびえ立ち
街並みは美しく石畳も風情があって、まるで おとぎ話の世界。
足の速いガイドさんに付いていくのがやっとではあったが
とても楽しかった。

ブルージュでも世界遺産の建物を巡り散策のあと
船に乗って運河を回った。
石橋の下をくぐるため屋根はなく
20人ほどで一杯になったが
船頭さんは日本語で「頭 注意!」など サービスよく
説明は日本語のテープを使ってくれたので
よく分かって良かった。
(もう、すっかり忘れってしまったけど・・・。)

観光客はとても多く、
運河ですれ違う船に手を振ると
あちらも手を振ってくれて 楽しんだ。

鐘楼を三百数十段階段を登ると
360度の展望を楽しめるとのことだったが
私たちは諦めた。

鐘楼から降りてきた男性が
全く見知らない私たちに
“すばらしかった!”と嬉しそうに言った。
誰かに感動を伝えたかったのだろう!

上れなくて ざんねん!

夜は外へ食事に出た。
ムール貝がちょうどシーズンとのこと。
その話は、また・・・。

ベルギー旅行 その1

2012-09-11 19:01:59 | Weblog
帰ってきました。

11時間も飛行機に乗る・・・何とかクリア、ドーハ到着。
3時間くらいの間に免税店を プラプラ、結局何も買わなかった。
お金の換算が難しい・・・。
同じツアーの若い子達はめぼしいものを見つけて置いて
帰りに買う由。
フ~ン!そんなものなのかぁ~

再び機上に、7時間。

無事、ブリュッセル到着。

友達は、着陸寸前から体調を崩し
これからバスに乗る・・・というとき
突然 トイレに走った。

まだ、ロビーに出る前で
出口は何故か グニュグニュ曲がっていて
人が溢れていて
スーツケース 2個を押しながら
友達を気にしながら
ロビーに出たら
ツアーの人たちは 全く見えなくなって・・・
迷い子に・・・。


出てきた彼女は、
なんで一行を見失ったのかと・・・。
そして、バスの乗り場はこっちだからと
標識を見ていう。

こんな時は 動かぬほうがよいという私の言葉を聞かず
どんどん進んで エスカレーターに乗った。

仕方なく続いたが・・・

中程まで降りたとき
信じられないことが 起きた。

彼女のスーツケースが
ガタンガタンと転がり落ちたのだ。

下方に金髪の背の高い女性が・・・
一段上、右側に男性がいて その方が気づき
手で押さえてくださったので
直撃には至らなかったが
かなり痛かったとと思う。
日本語で“すみません”と言ったが
なにも言わずに立ち去られた。

転がるスーツケースを見たとき
一瞬、絶望的な気分がした。
保険を掛けていたが、
3000万円の傷害金額が頭に浮かんだ。

あわててケースを起こし
歩き出したとき
添乗員のKさんがすっ飛んでくるのに出会った。

彼女、曰く。
“やっぱり こっちやったろ?”
(運が良かっただけやないか!)

バスは100mくらい先の道路に止まっていて
Kさんは 私たちのスーツケース二つを
すごいスピードで押して バスへ走った。

あわてて走ろうとする私たちを
ガイドさんが止めた。
“ゆっくりね、走らないで!”

そうだ、私たちは老人なのだ。
ここで走って転んだら
遙々やってきた甲斐がない。

バスに乗るとき
“すみません”を繰り返したのは私。
彼女は涼しい顔で乗り込んだ。

バスに乗れた安堵感とベルギーの街並みに見とれて
すぐに忘れていた。

グランプラスや小便小僧など観光して
ホテルに着いたとき
バスから下ろしたスーツケースを見て
あの事件を思い出した私。

何で、あんなことになったの?!

手を離してん。

ハァ?!
大変なことになるかもしれなかったって
思わないの?

ん~、なんで離したんやろ。

まったく 感じていない彼女。

鍵を貰って、エレベーターに乗って部屋へ。
すぐ、食事の時間。また、忘れていた。

夜中、ふと思い出したら
その恐ろしさに怒りがこみ上げてきて
眠れなくなってしまった。

小一時間 悶々としていたら
彼女も眠れないと言って 起きた。

思い切って、彼女に言った。
あの事件が どれだけ怖ろしいことか、
もし、転がるケースの先に子供がいたら・・・
もし、私が貴女の下にいたら・・・
もし、あの男性が止めてくれなかったら・・・
旅行どころではなくなるのよ!
手を離すなんて、危機管理意識がなさすぎる!

バッグの中身をポンポンその辺に置いてしまう彼女だけれど
まさか、エスカレーターの途中で
大きな重いスーツケースから手を離すなんて
思いもしなかった。

話したら、ちょっと落ち着いて
軽い安定剤を二人して追加、
朝までなんとか眠った。

翌朝の天気は上々!すっきり!



ドーハって 何処?

2012-09-04 20:18:48 | Weblog
明日、ベルギー目指して 旅立ちます。
何が何でも 行くんだ! てな 気分です。

職場は 人材不足で、大変。病気療養中、離職 etc。
管理薬剤師は、老いた両親が大変。仕事どころでは ない・・・と。
患者さんは次第に高齢化、服薬が大変。一包化が増えるばかり、手間が大変。

そんなわけで、この年寄りも旅行前にもかかわらず 連日出勤せざるを得なかった。
でも、みんな“行ってらっしゃい”と気持ちよく行かせてくれるので
頑張って 行ってきます。

合計18時間も飛行機に乗るって、どんなだろう?
途中、ドーハで3時間も乗り継ぎ時間が有るらしい。
ドーハって 何処?
カタール航空って?聞いたことあるけど 何も知らない。

カタールのみなさん、ごめんなさいね。

調べたら、場所だけは分かりました。
友達も、絶対知らないだろうから、
教えるために 下手な絵を描きました。

この絵で、明日、友達に教えます。
ベルギーに行くつもりなのに、こんな所まで連れて行かれるなんて
きっと驚くでしょう。
た・の・し・み・・・