チョコハナな日々

ちょこっとした日常のさまざまなことに対する想いを書いていきます。

工場の屋根裏に10日間

2009-12-10 | 日々のひとこま
7日の新聞を読んでいると、気になる記事があった。

長いので勝手に要約しました。以下。

 無職の60歳女性が10日間以上冷蔵設備工場(福岡市博多区)の屋根裏に寝泊りしていたとして、先月福岡県警に建造物侵入容疑で逮捕された。工場のお菓子をつまみ、お湯でカップめんを食べていたほか、事務所から年賀はがき約200枚を盗んで換金していた疑いもある。昼でも暗い工場の屋根裏に、その女性はぬいぐるみを持ち込んでいた。また、この女性は08年5月、福岡県志免町の民家の押入れの天袋に忍び込み、数ヶ月にわたり寝泊りしていたとして、住居侵入容疑で逮捕、起訴され、懲役1年2ヶ月の有罪判決が下されていた。工場の経営者の女性は「急にさむくなったからなのではないか。かわいそうなのでできれば衣類を拘置所に差し入れしたい」と話している。


この記事を読んで、逮捕された女性は軽度知的障害のある人だと思った。
山本譲司さんの「累犯障害者」に出てくるような、福祉の網から零れ落ちた人なのだろう。
この女性は、こころの拠り所であるぬいぐるみを持って60歳までどんな人生を送ってきたのだろうか。
想像すると...
何か役に立つことができないものか....。