不良おやじの小言

思いのまま、自分で考え 人の生きる人生を認めた上で 

自由に、のびのびと、たった一度の人生

利息は世の役に立っているのでしょうか?

2012年04月07日 | 金融の経済問題
借入れの利息というものは、もともとはユダヤ教もキリスト教もイスラム教も禁じていました。
ギリシャの哲学者アリストテレスやその他の著名な哲学者たちも利子を非難していますし、
それがどうして利息を取ることを許すことになったのでしょう?

それはキリスト教会が権力を持ち、ユダヤ人を迫害差別していた頃、
一方で特権的にユダヤに金貸し営業権を与え、その収益の一部を巻き上げる、
いわば教会権力の体制維持のため許され、徐々に金融という制度が広がっていたようです。
これが私は人類の不幸の始まりだと思います。

金融機関の人達はそういう意識はないのでしょうが、
利息はみんなの働きを搾取し格差の原因になっている元凶だと思っています。
前にもお話ししたように金融は貸手という権力で弱者には高利で利息を固定したり、
自由に金利操作し利息を徴収しています。そんな利息という概念が私は理解できないのです。

そのコスト負担がドイツでおこなわれた調査では、商品やサービス価格の25%~35%は、
利子ないし資本運用ということだそうです。
つまり金融による部分が物価やサービスのコストの4分の1から、3分の1あるということです。
じつに人の働きの3分の1近くを資金の運用で持ち去るのですよ!

そのことは棚上げにしてトップは、市場が、消費者の志向が、
革新が必要だ、等と現場を理解することもなく、発言を繰り返し、
保守的になっているのだと思います。
無理解を社員や世の中のせいにしているわけです。
本当は資金運用が一番のコストアップの原因だと解らずに!

この金融の問題は過去の宗教の醜い権力争いを今も中東テロや戦争で引きずっています。
そのほかに私は石油等資源を努力もなく独占する国や企業や、人の生活を脅かし、
戦争を引起す原子力や武器産業で利益を独占する業界や、
プロパガンダ等の情報操作も世界平和の足枷となっているようです。

金融に関し私と同じような意見のネット参照して頂きたいと思います。
お金の問題点
迫害の金融システム
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする