不良おやじの小言

思いのまま、自分で考え 人の生きる人生を認めた上で 

自由に、のびのびと、たった一度の人生

国民のお金は大丈夫なの?

2012年03月25日 | 金融の経済問題
ヨーロッパ荘厳な教会や、王宮を見て感じ方は人それぞれだろうが、
私は貧乏人から寄付金を集める教会と、国民から税金を徴収する王様の権力の象徴だなと思う。
つまり小さなお金でも多くの人間からお金を集めるとその富によって権力を持つということである。

その仕組みは現在も変わらない。政府、銀行、保険、証券、宗教、企業等
他人のお金を集めて組織を運営しているグループである。そしてその運営を間違えると、
その権力が一人の人間とその取り巻きに集中し、大金持ちや権力を乱用する独裁者を生む。

今の時代に権力闘争の為の国家間の戦争等で、一つの国家や一つの宗教、
一人の英雄が世の中を変える事が出来るという幻想は第二次世界大戦で終了しているのだと思う。
いまからも偏る群衆心理等により、独裁者は出るだろうが、
それは民主主義においては、人民一人一人の意識の持ち方で防げると思う。

郵便貯金や銀行や保険や証券の国民の預金は本当に保全されているのだろうか?
これも上場企業と一緒でかなり粉飾で傷んでいるのではないだろうか?
つまり実際にヨーロッパのように一部の大金持ちが持ち去って中身は空っぽなのではないのか?

政治では国民という他人のお金をあたかも自分の金の様に扱って、世界中でいろいろ問題を起こしている。
また一人だけ極端な金持ちになるということは不正なことでもしない限り、現代ではありえないのだと思う。

だから今の資本主義も共産主義も他の主義もどこか仕組み的に歪んでいるように思う。
それが私は他人のお金を集めて組織を運営している金融ではないかと思う。最近の例ではAIJ問題である。

ところでAIJは本当に運用で失敗しただけなのだろうか?
また昔のように政治がかかわっているのではないか?
資金が闇献金になっているかもということなのだが?
倒産や清算等のケースで、オープンになっていないことがたくさんあり、
政治でうやむやになってしまったことは過去数限りなくある。
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