虎バカ グルメ日誌

虎の勝利をバーボンとディキシーランド・ジャズ
で祝うお気楽初老の独り者が紹介するグルメ日誌

《小林》

2016-01-04 10:00:00 | 広島県福山市
2016#01
【虎バカグルメ日誌】

遅くなりましたが
新年明けまして
おめでとうございます。

2013年から始めた
虎バカグルメ日誌も
4年目に突入しました。
本年も宜しくお願いします。

さて金本新監督が率いる
2016年シーズン
新生タイガースはどんな風に
変わって行くのか
今から楽しみであります。

昨年のタイガースの
一番の問題点は
とにかく打てなかった事
チーム打率は .247 ( セ・ リーグ④位)
本塁打数は 78本 ( セ・リーグ⑤位)
総得点は 465点 ( セ・リーグ⑥位)
特に酷かったのが
得点圏打率 .239
二桁残塁を記録した
試合数が31試合もあり
1092残塁はリーグ最多の
記録でした。
とにかくイライラするほどの
タイムリー欠乏症でした。

とにかく振れ!
振らなきゃ何も始まらない!
金本新監督になって
最初の秋季キャンプでも
よく話題になっていました。
直ぐには変わらないと
思いますが
相手投手に怖さを感じさせる
鋭いスイングを
各選手が出来るように
なって欲しいものです。

さて本日紹介するお店は
JR福山駅の南口から
徒歩で10分弱と
福山市の中心部にありながら
この店だけは数十年もの間
時が止まった時代を感じる
レトロなお好み焼き店
《小林》です。

どうです!この店の外観です。
時折レトロ風の外観にした
お店を見かけますが
やはり本物は
作り物には絶対に出せない
味わいと云うか風格が
ひと味もふた味も違います。

店に入ると正面には
横幅1.5mほどの鉄板台があり
鉄板前の席が3~4席
右奥に4人掛けのテーブル席が
2つだけの飾り気のない
小さなお店です。
何とピンク電話がありました。
壁に貼られたメニューです。

実にシンプルです。
これ以上でもこれ以下でもない
正真正銘正統派のお好み焼き店てす。

お好み焼 肉玉子入 550円

広島と言ってもここは福山
福山のお好み焼きは
基本関西風のお好み焼きで
これと言った特徴もない
極普通のお好み焼きです。
ソースくらいかな?
おそらく広島以外では
なかなか見ることのない
福山で生まれた福王ソースを
使っています。

三次市の毛利醸造が
製造しているソースです。
毛利醸造と言えば
カープソースの方が
有名です。

焼うどん 肉入 530円

店主であろう老齢の女将が
慣れた手つきで
具材を(豚肉/キャベツ/竹輪/蒲鉾)を
鉄板で炒めて
うどんを加えて更に炒めて
数分後「甘いの?辛いの?」と
ソースの好みを聞かれ
ソースを絡めて
魚粉と青海苔を加えて
お皿に盛ってくれました。
私は焼きうどんは醤油派なので
大絶賛はしませんが
極普通のソース焼きうどんでした。
竹輪が入っているところが
家庭的な感じがして
いいじゃないですか。

そもそも私はお好み焼きに
絶品な旨さは求めていません。
この極普通の素朴な旨さと
何気ない女将との世間話しで
流れる緩やかな時間が
高級店に引けを取らない
大満足なお店なのです。
ごちそうさま
また福山に戻った時に
寄らせてもらいます。

*大阪粉もん屋評価*
 《美舟》を10としたら 3点