Sbagliando si impara. (間違うことで人は学ぶ。)

イタリア語の勉強に、nonna ひとりでフィレンツェへ。自分のための記録。

「溶ける街 透ける路」多和田葉子

2021年06月09日 | 読書
多和田葉子さんが2005年から2006年に行った町の話を日経新聞に
連載したものを2007年に文庫本にしたベリーショートエッセイ集です。
       
1月のブダペストから始まり、12月のアンマンまで。
1ヶ月に4,5個所、仕事で訪れた町や読書会で会った人たちのエピソードが
綴られています。

その一部から。
「スペイン人は話すとき身振りが多いというのは嘘で、動かす位置が高いので
目立つだけ」なんてことも思いもしません。
男女が暴力に発展する事もなく、口喧嘩を延々と果てしなく呆れるほど続ける
様子を見て、
「喧嘩言語文化」の貧しい国は、交わす言葉もほとんどないままにすぐに殺傷
沙汰になるだろうとも語っています。  個人的にも喧嘩言語数の少ない方が
イライラ感が募り、後は地団駄を踏むしかない(T_T)ってことありますよね。

「東ヨーロッパ」の位置は国によって違っているなんてことにもびっくり!
アメリカ人は「モスクワ」、フランス人は「プラハやブダペスト」、
ドイツでは「プラハやブダペストは東ヨーロッパでなく、中央ヨーロッパ」
なんて・・・????? (ネット:時代によって概念が変わっている)

この本には、後に書かれた著書に出てくる町(百年の散歩)やお皿状サボテン
「とげとげ刺」等の話もありました。

日本にも子どもたちへの戒めのための絵本として、「かちかち山」、「さるかに合戦」
、「おむすびころりん」、「舌切り雀」等がありますが、この本の中で紹介?されていた
ドイツの絵本「マックスとモーリック」はいたずらもひどいが、結末も残酷。

1回目コロナワクチン接種 無事終了

2021年06月07日 | 日記
昨日6月6日、スムーズに第1回目のワクチン接種を終えました!
 
接種日の4日前に5度目のアレルギーで、皮膚が真っ赤に。
熱いお茶を一口飲んだ直後、身体が燃えるように熱くなり発赤。
低血圧になり失神することもあるということも聞いたので、念の為
血圧を測ると低血圧どころか血圧計は210を表示、益々ドキドキ。
その日から、抗アレルギー剤を毎朝飲むことに。
日頃から白衣高血圧なので、緊張感を和らげるための漢方薬の安定剤も
処方されました。

こんな状態でワクチン接種が本当に出来るのか?、大丈夫なのか?
Drに再度尋ねたところ、問診票に「アルコールアレルギー」
記入しておくことを言われただけでした!

問診票にも事細かく余白に記入して当日を迎えましたが、3個所での
チェックを受け、大変スムーズに終えました。
注射もチクとしたかと思うと同時に「はい!終わりました」と。
本当に注射したの? 間違いない? なんて心配になるほどに簡単に。
多分、血圧は会場にいる間中、上がりぱなっし状態だったのでは。。。

接種10時間後くらいに注射跡の痛みが少しあっただけで、副作用もなく
無事にその日を終えました。 
高齢者は副作用が出にくいということが証明されました(^^;)
2回目の接種も無事に終えることが出来たらと思っています。

我が家で初めて出来たキュウリをその日の夕食にいただきました。
          
24cmのトゲいっぱいついた新鮮そのもののキュウリでした!